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着る毛布に入った愛くるしい猫…癒しの時間と引き換えにやってくる代償に「ツラすぎる」の声【漫画】

  • 2025.4.5
同じ姿勢が続き、限界を迎えた作者 (C)ヤマネコ

【漫画】「ここまで大変なの?」サイベリアンの日常を撮影した動画が大好評…裏側で繰り広げられる苦労話に労いの声続出

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、「サイベリアン」という品種の猫の日常漫画や動画を投稿しているSNSアカウント「ヤマネコ」に注目しよう。ちなみに、ヤマネコとは飼い主のパートナーであるサイベリアンの名前だ。

以前、着る毛布で温まるヤマネコを撮影した時の様子を描いた『撮影の裏側』が、X(旧Twitter)にポストされると、多くの人の関心を集めて1万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者に、同作を描いたきっかけについて話を伺った。

愛くるしい寝顔に癒される…それでも辛い時間が長すぎる?

『撮影の裏側』(1/2) (C)ヤマネコ

作者はヤマネコの鳴き声や行動を見れば、何となく要求していることが分かるそう。冬のある日、ヤマネコは“着る毛布の中で寝かせろ”とうったえかけ、察した作者は着る毛布を着用。懐に入っていくヤマネコは居心地の良い場所を探り、その後に眠りにつくのだった。

そして、作者はヤマネコの愛くるしい寝顔に癒されていたものの、そのまま1時間半が経過。同じ姿勢を続けたせいで足と尻が破裂しそうになり、ヤマネコに「そろそろ起きて」と念を送ります。しかし、起きてはすぐに寝るを繰り返すため、作者の辛い時間は伸びていく一方だった…。

ヤマネコの様子を描いた同作に、読者からは「ここまで大変だと思わなかった」「気持ちよく寝ているところを起こせない気持ちが分かりすぎる」などの反響が相次いでいた。

猫動画の撮影は想像以上に大変…

『撮影の裏側』(2/2) (C)ヤマネコ

――『サイベリアンのヤマネコ』シリーズを創作したきっかけや理由があればお教えください。

2年前にぎっくり腰になり、まともに写真や動画をとれなくなった時に今の状況を伝えたくて漫画にしたのがはじまりです。

――『撮影の裏側』を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。

ヤマネコが着る毛布に入った時の挙動です。いつも動画では暗くて撮影できず、今までお見せできなかった部分でもあるので、状況を細かく描けて良かったです。

――『撮影の裏側』の中で、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。

ラストカットの「こんな瞬間を撮影しています。」です。ホッカホカになって満足げな様子のヤマネコと、ヤマネコが着る毛布の中で寝てくれて嬉しいけど、苦しみもあるような飼い主の顔を一緒に見ていただけるかもと思い描きました。

――今後の展望や目標をお教えください。

ヤマネコと一緒に過ごして面白かったことや普段の生活をもっと描いて、たくさんの思い出を残していきたいと思っています。ヤマネコがいないと作れない漫画なので、ふたりの共作のような気持ちで描いていきたいです。

――読者へメッセージをお願いします。

漫画を描きはじめて2年が経ちますが、ヤマネコと飼い主の日常をたくさんの方に見ていただいて、たくさんの反応をいただけたおかげでここまで描き続けられました。これからもヤマネコのことをたくさん観察して書き留めていきたいので、楽しんでいただけるとうれしいです。

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