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イチゴまるごと1パックを使った贅沢なロールケーキが看板商品 兵庫県・多可町の朝採れイチゴ 味が濃くなるための秘密とは?

  • 2025.4.5
©ABCテレビ

兵庫県の自然豊かな山あいの町、多可町に昨年オープンした「いちご工舎」は、イチゴ農家の山本貴大さんが奥さんの真佑子さんと営むケーキショップ。朝採れイチゴを使ったスイーツはイチゴそのものの美味しさが味わえると大評判です。

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「いちご工舎」では山本さんがケーキを作り、真佑子さんが焼き菓子を担当。看板商品のひとつであるロールケーキには1パック分のイチゴを使用しています。タルトもイチゴを贅沢に使った人気商品。朝採れのフレッシュな完熟イチゴをふんだんに使えるのはイチゴ農家だからこそです。

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山本さんの一日はイチゴの収穫から始まります。日が昇る前に、お店の目の前にあるビニールハウスで収穫。そこでの農作業も欠かせません。その後はお店でケーキ作り。大切なイチゴの味わいを生かすため、生地の素材にもとことんこだわっています。

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現在のイチゴ栽培は地面より高い位置で育てる高設栽培が主流。作業や管理がしやすいのが特徴です。しかし、山本さんはあえて大地に根を張る土耕栽培を選びました。「土が多いぶんイチゴが根をはって土の栄養分を吸い味が濃くなる」と山本さんは言います。

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現在はイチゴに情熱を注ぐ山本さんですが、その人生には紆余曲折がありました。パイプ工場や引っ越し業など20以上もの職を転々としてきたのです。真佑子さんと結婚後、「農業で何かが変わるかもしれない」と、洋菓子店を併設したイチゴ農園で働き始めます。そこでイチゴの魅力に目覚めた山本さん。ケーキ作りにも、今までにないやりがいと達成感を感じることができ、独立を決意しました。

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山本さんが土耕栽培を学んだのは、この道30年のベテラン、柴田さんです。長い時間をかけてイチゴ栽培に取り組み、ようやく自信をもって師匠ともいえる柴田さんに自分が育てたイチゴを食べてもらうことができました。

『LIFE~夢のカタチ~』は、4月5日 土曜 午前11時から放送。(ABCテレビ/関西地域で放送、TVer見逃し配信あり)

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