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「最低だよ!」派手な装いで卒業式に訪れた母。からかわれた娘は必死に思いをぶつけるが?<私の人生は私のモノ>

  • 2025.4.5

今年で41歳になるマサミさんは、夫・タツオミさんと中学3年生の娘・ルナさん、小学5年生の息子・ライトくんの4人家族。雑誌の編集を生業とし、仕事と家庭を両立しながら、毎日平和に暮らしています。しかし、マサミさんは最近、母親になっておしゃれを諦めたことに悩んでいます。おしゃれをしたいマサミさんを真っ向から否定するルナさん。マサミさんのファッションについて同級生からからかわれることもあり、ルナさんはマサミさんに「普通の恰好をしてほしい」と思っています。しかし、それを知らないマサミさんは自分らしさを取り戻したいと、タトゥーや舌ピアスなど我慢していたおしゃれを次々に解禁。ルナさんに「卒業式だけは普通の格好で来てほしい」と頼み込まれますが、マサミさんは自分なりのおしゃれを貫き、攻めたファッションで卒業式に臨みます。ルナさんは、そんなマサミさんを見て怒りや悲しみ、恥ずかしさに苛まれるのでした……。

娘の気持ちをよそに楽観的な母…

この服装……娘は怒っているかもしれないけど、謝れば大丈夫でしょ!

卒業式を見届け、感動で涙を流すマサミさん。
一方で、マサミさんの行動にショックを受けたルナさんは沈んだ表情のままです。

解散後、他の保護者から食事に誘われたマサミさんは、合流したルナさんを誘いますが、ルナさんはかなり怒った様子でそれどころではありません。

マサミさんはなんとかルナさんをなだめようとしますが、ついには「お母さんは帰って」と突き放されてしまうのでした。

一生の思い出に残るはずの娘の卒業式を台無しにしてしまったマサミさん。周囲からひそひそとからかわれる中、立ちすくむルナさんの気持ちを想うと胸が痛みます……。
好きなことに対して素直で行動力のあるところはマサミさんの魅力ですが、物事を俯瞰(ふかん)して見る力や他人の目線を重視した思いやりの気持ちも大切にしてほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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