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「寝付けなくてつらい」眠れない時間を楽しもうと発想を転換!寝付きがよくなった就寝前の行動とは

  • 2025.4.5

40歳過ぎたころから布団に入るとネガティブなことばかりが頭に浮かび、なかなか寝付けなくなりました。スムーズに寝付けるようにといろいろ試して行き着いた、寝る前のある習慣にハマってしまった私は、その流れで朝から泣いたり笑ったりと元気な1日をスタートさせることができるようになりました。その習慣についてお伝えします。

40代になり、なかなか寝付けないように

40代まではとにかく数分で寝付くことが特技のような私でしたが、40歳を過ぎたころから寝付きに不安が出てきました。特に布団に入るとネガティブなことばかりが頭に浮かんでしまい、いつまでも目がさえてしまう日が増えるようになり、布団に入ってから3時間以上寝付けない日が続くこともありました。

ちょうどそのころから生理不順が気になりだしたこともあり、更年期と関係があるかも知れないと思い、更年期用のサプリも飲み始めましたが特に変化を感じることはありません。布団に入る1時間ほど前から気持ちを鎮めようと寝室の照明を落とし静かな音楽を聞くなどもしてみました。

他にも食事は寝る2時間前には終わらせ、お風呂は寝る前には入らないなど、ネットや本からの情報をいろいろ試してみるも、思ったような結果には結び付きませんでした。

そして、早く寝なくてはいけないと焦るほど眠れなくなって翌日はあくびばかり。このように自分に合った改善法が見つからないままつらい日々が続いていました。

奇跡? 気付いたらもう朝だった!

寝付きを良くする対策も見つからなかったため、早く寝付くことより眠れない時間を楽しもうと考えるようになり、聞いているだけでも楽しいものはないかとYouTubeから探してみたところ、いくつもの朗読チャンネルを見つけました

今まで読んだことのない作家の小説もたくさんあったので、その中から興味のそそるタイトルの朗読を選び布団の中で聞いてみたところ、気付いたらもう朝! 聞いていたはずの朗読の内容はまったく記憶になく、いつの間にか朝になっていたことが私にとっては奇跡のようで、ただ驚くばかりでした。

次の日から朗読を聞きながら寝てみたところ、読み手の高い技術も相まって、あっと言う間に物語の中に引き込まれるので、ネガティブなことが思い浮かぶこともありません。聞き始めて数分で寝入ってしまっているようで、気が付いたらもう朝になっています。最後まで朗読を聞いてみたいと思いましたが、とにかく私にとってはスムーズに寝付けることが最大の喜びでした。

今日も1日朝から泣いたり笑ったり

朗読を聞くことでスムーズに寝付くようになったある日、朝1時間ほど早く目が覚めてしまったので夜に聞いた朗読を改めて聞いてみることに。夜は数分しか聞いていなかったので最初から聞き直してみたところ、感動するラストに思わず大泣きをしてしまいました。

でも、不思議と感動して泣いた後はとてもスッキリと清々しい気分に。私は今まで興味がなかった朗読に魅力を感じ、それからは朝1時間ほど早めに起きては夜聞いた朗読を改めて聞くことにしました。

するとワクワクするような冒険小説や感動で涙が止まらない小説、胸がキュンとするような恋愛小説など、聞いている私は泣いたり笑ったりドキドキしたり。普通の生活ではこんなに感情が動くことはありませんが、感情が大きく揺さぶられる朗読に触れると、私にとってはストレス解消する役割があると感じました。自分の好きな朗読チャンネルもいくつか見つかり、今では毎日夜と朝、朗読にハマっています。

まとめ

私の入眠トラブルの原因は結局わからないままですが、あれほど苦しかったことが簡単に改善されたことには驚くばかり。やはり自分に合った対策を見つけることが大切なのだと実感しています。最近はYouTubeの朗読チャンネルもたくさん見つけることができ、いろいろなタイプの朗読を楽しめるようになりました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:井出 さくら/40代女性。子どもは独立し今は夫と2人暮らしの主婦。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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