タイ出身の俳優ガルフ・カナーウット(Kanawut Traipipattanapong)と瀧本美織がW主演するドラマ「トウキョウホリデイ」(毎週木曜夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか/Lemino・TVerにて配信)の第1話が4月3日に放送。主人公2人の出会いがキュートに描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
タイの人気俳優と甘味処の一人娘が恋に落ちる
同ドラマは、仕事に追われ大切なものを見失いかけているタイの国民的俳優が、異国の地・日本でヒロインと出会い、恋に落ち、大切なものや本当の幸せを見つめ直していくオリジナル逃避行ラブストーリー。
インスタフォロワー500万人超えのタイ出身の俳優・ガルフが日本ドラマ初出演にして初主演。“微笑みの王子”の愛称で国内外から愛されている人気俳優・アティットを演じる。
一方、瀧本が演じるのは、骨折で入院している父親に代わり、長年地元で愛されている甘味処「とき和」を一人で切り盛りしているヒロイン・石田桜子。
現代版「ローマの休日」のような物語が展開する。
アティットと桜子が運命の出会い
主演映画のキャンペーンで来日したアティット。インタビュー中に「逃げたい」と言ってしまうほど仕事に忙殺されていた中、こっそりと滞在先のホテルを抜け出す。周りに気付かれることない状況に「…自由だ!」とつぶやき、思わずスキップが出るほどに喜びをかみしめた。
そんなとき、路地にポツンと佇む「とき和」を見つけて入店した。その店内でスマホを見ていて、閉店時間にのれんをしまい忘れていた桜子。「ま、いっか」とつぶやいてから「Welcome!」と迎え入れ、だんごを提供した。
だんごを一口食べたアティットは、みるみるうちに表情がゆるみ、「おいしい。すぐ元気がきました」と日本語で伝える。それを聞いた桜子も笑顔になるのだった。
だんごを桜子におすそわけするアティットが“かわいい”
留学を断念した過去を持ちつつ、SNSに英語でその日あったことを書き込むなど語学力を磨き続けている桜子は、「Are you traveling?(旅行ですか)」と英語で問い掛けた。
アティットの答えは「maybe…escape(たぶん、逃亡)」。桜子は「いいねぇ…私もしたいな、エスケープ。たまにすっごく怖くなるんだよね。もっと他の人生があるんじゃないのかなって。頭ではわかってるんだけど、いい訳ばっか先立っちゃって」と日本語でつぶやいた。
すると、「マイペンライ」とタイ語で言うアティット。日本語が分からないながらも悩んでいることを感じ取り、「大丈夫、あまり気にしないで」という意味で「マイペンライ」と告げたのだった。
そしてアティットは、自分が注文しただんごを「元気がきます」と桜子におすそわけ。桜子は驚きながらも、席について一緒に食べておいしさを分かち合った。
エンドロールと共に流れたのは、ガルフと瀧本による楽曲「It’s go time!」。SNSには「主題歌かわいい」とさっそく注目の声が上がりつつ、「スキップのシーンが最高すぎた」「ほっこりかわいい回だった」「とってもかわいいお話だった」「アティットまじかわいい」「英語の勉強にもなる」「次回が待てない」などの感想が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部