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「本当は当たりたくなかった」かつての“仲間”と運命を懸けた直接対決も…大接戦の本選二次<ミスタートロット ジャパン>

  • 2025.4.4
「ミスタートロット ジャパン」第7回で対戦した相澤侑我と高野航大 (C)FANY Studio

【写真】霜降り明星・せいやも「カリスマ性を感じる」と絶賛した現役大学生・橋詰昌慧

サバイバルオーディション番組「ミスタートロット ジャパン」の第7回が、4月2日にLeminoで配信された。第7回は4組の本選二次「1対1のデスマッチ」審査が行われ、元チームメート同士の組み合わせなどで挑戦者の明暗が分かれた。(以下、ネタバレを含みます)

元“スチューデント”同士が本選二次ではライバルに

「ミスター・トロット」シリーズは、2020年に韓国で放送されるや社会現象を巻き起こした人気番組。挑戦者たちは韓国の音楽ジャンルの一つである「トロット」を歌い上げ、トップの座を目指す。日本版では、昭和から平成にかけて大ヒットした日本の歌謡曲をテーマに選び抜かれた精鋭たちが、初代Mr.TROT(ミスタートロット)の座を懸けてハイレベルな争いを繰り広げている。

第7回は引き続き本選二次の審査が行われた。最初の対戦カードは現役大学生の橋詰昌慧とハイトーンボイスシンガー・Tarkiee。橋詰は低音キーで歌い上げる中島美嘉の「雪の華」を、Tarkieeは高音ボイスを武器にDREAMS COME TRUEの「やさしいキスをして」を披露した。両者互角のステージを繰り広げ、審査結果も6対5の大接戦となり、橋詰が準決勝進出を決めた。

彼らがパフォーマンスする間、人一倍真剣にメモを取りながら審査をしていた霜降り明星・せいやは「(橋詰の)歌詞に対する表現力、サビの歌い方の迫力が高音とは違うアプローチでやられていて。昨今、声が高いボーカリストが多い中でここをとって勝負してくるのは新しい風、カリスマ性を感じました」と、橋詰の歌唱力を称賛した。

続いては、相澤侑我と高野航大の元祖“スチューデント”チームのメンバー同士の対決に。2人は仲間だったが故に「本当は当たりたくなかった」と舞台裏の映像で本音をこぼした。

相澤は彼自身も憧れの存在である西城秀樹の「ブーメラン ストリート」を、高野は自分の今の心境に重ね合わせ尾崎豊の「僕が僕であるために」を勝負曲として歌い上げた。結果は6対5で高野が勝利し、前の対戦カードと同様に大接戦を展開。若い2人のバトルを見届けた細川たかしは「(高野について)高校生でこんだけ声が良いし、将来性もあってすごいよね。ただ、この組み合わせが不幸だよね」と、甲乙つけがたい異なる才能を持つ2人に寄り添った。

1対1の過酷なバトルで自身の魅力をアピールする挑戦者たち

各チャレンジャーの才能が光るだけに“デスマッチ”の残酷さが際立つ本選二次のステージ。また、審査するマスター/審査員たちが苦渋の決断に迫られる姿も多く見受けられる。

続いて登場した、“舞語り歌手”風水ノ里恒彦と“篠笛奏者”辻大貴はTHE ALFEEの「星空のディスタンス」、テレサ・テンの「別れの予感」をそれぞれ披露。安定感ある声量を見せつけた風水ノ里が辻を破り、10対1という大差で準決勝への切符を手に入れた。高橋洋子は「出てきたときの第一声でひきつけるものがあった」と、風水ノ里のパフォーマンスを評した。

その後の藤井大翔とジュノの対決では、両者が安定感と甘い歌声で名曲を熱唱。亡きいとこへの思いを胸に秘め、小田和正の「たしかなこと」を見事なパフォーマンスで披露し、審査員をうならせたジュノが8対3で勝利する結果となった。

「ミスタートロット ジャパン」(全10回)はLeminoにて、毎週水曜夜9:00より最新回配信中。

◆文=suzuki

※高野航大の「高」はハシゴダカが正式表記

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