Text by 石井彰(編集部)
現在ブンデスリーガで5位と好調を続けているボルシアMGで、守備の中心的な存在となっている日本代表DF板倉滉。
ここまで公式戦では27試合に出場しており、2ゴール1アシストを記録。チームも来季のヨーロッパカップ戦出場の可能性を高めている状況であるが、この夏に板倉は退団するかもしれないと伝えられている。
『Bild』が伝えたところによれば、板倉とボルシアMGで結ばれている契約は2026年6月までとなっており、この夏にはそれが残り1年の節目を迎えるものの、クラブは更新に向けた手続きを行っていない状況だという。
ボルシアMGはこれまでマルクス・テュラムやラミ・ベンセベーニ、マティアス・ギンターなどをフリーで放出することになった経験もあるため、板倉はこの夏に売却して現金化したいと考えているとのこと。
今季のブンデスリーガではパス成功率が90%以上、1試合平均3回以上のボール奪取、空中戦の勝率64%を記録してきた板倉。
昨年はPSVアイントホーフェンやインテルなどが彼の獲得に動いていたとも伝えられており、他にも様々なクラブが関心を抱いているという。