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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』続編はブラッド・ピット主演! クエンティン・タランティーノ脚本、デヴィッド・フィンチャー監督で製作

  • 2025.4.3
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)より。
ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD - Brad Pitt, 2019. 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)より。

ブラッド・ピットに初のオスカーをもたらしたクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)の続編が、デヴィッド・フィンチャー監督の手で製作される。『バラエティ』によると、タランティーノが脚本を手がけ、ブラッドがスタントマンで妻殺しの噂をささやかれるクリフ・ブース役を再演する。レオナルド・ディカプリオマーゴット・ロビーは出演しないようだ。

また、監督の交代に伴いスタジオも変更。続編はソニー・ピクチャーズを離れ、フィンチャーがファーストルック契約を結んでいるNetflixで製作される。タランティーノは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の公開から数年経過した時点で、映画の権利を自分に返還するよう契約していたと伝えられており、彼が権利を取り戻したタイミングだったとみられる。

『パルプ・フィクション』(1994)や『キル・ビル』(2003)、『イングロリアス・バスターズ』(2009)などを世に送り出してきたタランティーノだが、トニー・スコット監督の『トゥルー・ロマンス』(1993)やロバート・ロドリゲス監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996)など、メガホンを取っていない作品もある。

また、監督10作品目を最後に引退すると明言してきたが、最後の監督作になると目されていた『The Movie Critic(原題)』を製作中止すると昨年発表した。同作は、1977年を舞台にポルノ誌で映画評を書いている三流映画評論家の物語となり、主演のブラッドはクリフ・ブースを思わせる役どころを演じると報じられていた。

パリで開催された『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)のプレミアにて。
"The Curious Case of Benjamin Button" Paris Premiereパリで開催された『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)のプレミアにて。

なおブラッドとフィンチャー監督は、『セブン』(1995)や『ファイト・クラブ』(1999)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)でもタッグを組んでおり、これが4度目のコラボレーションとなる。フィンチャー監督はNetflixで往年のハリウッドを舞台にした『Mank/マンク』(2020)と、殺し屋を主人公にしたフィルムノワール『ザ・キラー』(2023)を手がけており、タランティーノとも親和性が高い。

Text: Tae Terai

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