ELLEgirlが注目する、次世代スターの魅力に迫る連載「今月の推し」。vol.44は當真あみさんが登場! ヒロインの夕花役を演じた映画『おいしくて泣くとき』の撮影エピソードや、今挑戦したいこと、ファッションのこだわりなど、注目の若手俳優の素顔を深掘り!
INTERVIEW WITH AMI TOUMA
"普段はデニムスタイルが好きです"
Q.普段のファッションスタイルは?
普段はラフなファッションが多くて、デニムがすごく好きです! スウェットにデニムといったカジュアルコーデが多いですね。全身真っ黒とかにはならないように、色味のバランスに気を付けています。
Q.最近購入したファッションアイテムは?
デニムを1本買い足しました! ダボっとしたオーバーサイズのデニムなのですが、淡い色で春先に向けて使いやすそうだったので購入しました。洋服を買うときはオンラインではなくお店で買うことが多いですね。
Q.この春挑戦したいファッションは?
あまり頻繁に着ることがないので、シャツスタイルに挑戦したいです。水色のような春らしいパステルカラーのアイテムを着こなしたいです。
“2人を取り囲む人たちからの沢山の愛にあふれた作品になっています”
Q.映画『おいしくて泣くとき』への出演が決まったときの心境は?
お話を頂いてから台本を読んだのですが、本当にすごく温かいお話だなと感じました。原作も言葉遣い1つ1つがすごく丁寧で素敵だったので、このような作品に参加させていただけるのはすごく光栄です。
私が演じた夕花は、家に居場所がなくて義父ともあまり仲が良くないという背景があるのですが、そんな中でも居場所を作ってくれる人がいたりして、周りの人の温かさを感じられる作品だなと思いました。
Q.夕花役を演じて苦労した点は?
夕花は義父との関係があまり良くなくて、学校でも普段の明るさをあまり出せずにいる女の子。抱えているものがあっても暗くなりすぎず、笑顔でいようとしているところとか、内面と外面で打ち出すものが少し違うので、そこを調整しながら表現するのが難しかったです。
Q.夕花役と自身の共通点は?
意外と似ている部分が少なかった役ですね。夕花は芯が強い部分があって、そこがすごく素敵。私自身も尊敬しながら役作りをしていました。
Q.撮影中印象に残っているエピソードや、共演した長尾謙杜さんとの印象深いエピソードは?
撮影中に四つ葉のクローバー探しをしたことです。この作品の中でも鍵になってくるのですが、結構たくさん見つけられたんです。最初はマネージャーさんと2人で探していたのですが、探していくうちに探す仲間が増えていって、プロデューサーさんも一緒に探すようになり、 最終的にみんなで四つ葉のクローバーを探してました(笑)20~30個ほど見つかって、最後は栞にしてスタッフさんに差し上げました。
長尾さんはすごく明るい方! 私が初日で緊張しているときは、場を和ませてくれたり積極的に話しかけてくれました。待っている間は2人で絵を描いたりと、ちょっと同級生っぽい感じの会話をしながら打ち解けられるようにしてくれたのが印象的です。
Q.映画『おいしくて泣くとき』のお気に入りシーンは?
長尾さん演じる心也くんと2人で海に向かうシーンですね。 作品の中でも多分夕花が一番楽しんでいるシーンということもあって、撮影自体もすごく盛り上がった思い出があります。
Q.映画『おいしくて泣くとき』の 見どころを教えて!
長尾さん演じる心也くんと私が演じる夕花は、居場所がない2人で、そんな2人が「ひま部」という部活を作って、距離を縮めていきます。2人のラブストーリーといった要素もありつつ、それ以上に親からの大きな愛や、2人を取り囲む人たちからの沢山の愛にあふれた作品になっているので、ぜひそこに注目していただきたいです。
Q.最後に、當真さんが今年新たに挑戦したいことは?
プライベートだと、色々な場所に旅行に行きたいです! 国内だと山形の銀山温泉や、北海道のラベンダー畑など、自然にあふれた景色が綺麗なところに行ってみたいです。
お仕事面では、これまであまりやってこなかったジャンルの役に挑戦したいです。後はアクションもやってみたい! 新しいことにどんどん挑戦する年にしていきたいです。
幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の二人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった二人が互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、明かされる彼女の秘密。その秘密を知った時、あなたもきっと涙する。
出演:長尾謙杜 當真あみ 美村里江 安田顕 ディーン・フジオカ
原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
監督:横尾初喜
脚本:いとう菜のは
音楽:上田壮一
主題歌:Uru「フィラメント」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
製作幹事:WOWOW
制作プロダクション:日テレ アックスオン
制作協力:パイプライン
配給:松竹
©2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会
公式サイト
當真あみ(とうまあみ)/2006年生まれ、沖縄県出身。2021年にリクルートのCMで芸能界デビュー。ドラマ「妻、小学生になる。」(22年)でテレビドラマ初出演。同年4月、アサヒ飲料「カルピスウォーター」の14代目のテレビCMキャラクターに就任。2023年に「どうする家康」にてNHK大河ドラマ初出演。2024年3月にはNHK特集ドラマ「ケの日のケケケ」でテレビドラマ初主演を果たす。長編映画初主演を務める「ストロベリームーン」が2025年10月17日に公開を控える。
photo: AZUSA FUKUSHIMA styling:MAYU TAKAHASHI Hair&Make-up : SAKURA/makiura office