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張本美和、初陣でのストレート勝利に手応え「2パターンの戦術を用意できた」 世界5位に浮上の16歳が上位進出なるか【WTTチャンピオンズ仁川】

  • 2025.4.3
SPREAD : 張本美和(C)WTT

卓球の「WTTチャンピオンズ仁川」は3日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング5位の張本美和(木下グループ)は同30位の黃怡樺(台湾)と対戦。ゲームカウント3-0でストレート勝ちして、2回戦進出を決めた。

■早田を抜いて日本女子最高位に

直近の「WTTスターコンテンダーチェンナイ」で優勝した張本美は、1日に発表された世界ランキングで5位に入り、早田ひな(日本生命)を抜いて日本女子最高位に浮上。自身初の世界トップ5入りして今大会を迎えた。
第1ゲームの入りは互いに点の取り合いとなったなか、5-5から強烈なフォアカウンターを沈めるなど、張本美が中盤に流れを作る。バックハンドの強打でもポイントを奪うなど、先に握ったゲームポイントを張本美が11-6で取り切る。
第2ゲームは3-2から互いに中陣に下がりながらのラリーとなったなか、張本美が的確なコース取りでポイントを奪う。黃怡樺も粘り強く対応するなか、ブロックからもポイントを奪うなど張本美が守備でも強さを発揮する。中盤以降のリードを活かした張本美が11-8で奪い、王手をかける。
第3ゲームはサービス2本をものにした張本美が3-0とリードしたところで黃怡樺がタイムアウト。直後のラリーをものにするなど6連続ポイントで差を離した張本美。9-6と迫られたものの、タイムアウトも使いながら最後はマッチポイントから強烈なバックを沈め、ストレート勝ちを収めた。
試合後には「今日は試合前にしっかり準備できましたし、自分が攻めたり、相手に攻めさせたりという2パターンの戦術を用意してたので良かったと思います」と初陣の戦いを振り返った。

WTTシリーズ通算100勝を達成した張本美和(C)WTT

張本美は2回戦で同47位のブリット・エールラント(オランダ)と対戦する。

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