山崎紘菜が主演を務めるドラマ「ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?~」(毎週火曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第1話が4月1日に放送。女性用風俗店の内勤として働くことになったアカリ(山崎)を通して、女性用風俗の仕事について丁寧に描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
“女風(ジョフウ)”のリアルを描くお仕事ドラマ
同ドラマは、ヤチナツ氏の著書「真・女性に風俗って必要ですか?~女性用風俗店の裏方やったら人生いろいろ変わった件~」(新潮社)が原作。女性用風俗店=ジョフウのリアルを、裏方として働くことになった主人公・藤崎アカリ(山崎)を軸に明るく健やかに描く。
最初は男性セラピストと女性客のマッチングに四苦八苦するアカリだったが、個性豊かなセラピストたちと協力し、多岐にわたる客の悩みに寄り添い、成長していく。
アカリが働く女性用風俗店「パラディーソ」の店長・柳楽を山崎樹範、内勤として働くアカリの先輩・ミホを久住小春、セラピストの指導係・深田翔子を遊井亮子、アカリに「パラディーソ」を紹介する親友で漫画家のサツキを柳ゆり菜、アカリの彼氏・ヒロキを井上雄太が演じる。
面接に出向いたアカリは即採用される
サツキに紹介された「パラディーソ」に面接に向かったアカリは、「エクセルが使える」という理由から柳楽に即採用される。
ミホの説明では「お客様の元に行ってサービスを行う男性、それがセラピスト。お客様が特定のセラピストを指名する場合もあるし、相談やリクエストを頂いて内勤のうちらがお客様にマッチするセラピストを決めることもある」という。
実際に客から届いたメールを見たアカリは、「軽い痛みを伴う束縛プレイを希望します」という過激さもあることに驚く。
「経費でやってみる?そのほうが理解しやすいし」というミホの提案に、「いくら仕事とはいえ彼氏いるし、他の人とのセックスはさすがにまずいような…」と悩むアカリ。するとミホが「本番は法律違反だから。やるのは性感エステ」と教えた。
セラピストの心配りに驚くアカリ
働き始めたアカリがメールチェックすると、男性経験のない29歳のナナ(金井美樹)からの初予約があった。ミホのマッチングで選ばれたセラピストは、良きお兄さんキャラのユタカ(白戸達也)。アカリは女性のことを心配しつつ、店にやって来たNo.1セラピストのリオ(別府由来)に、「ジョフウって実際に何するんですか?」と質問した。
靴の脱ぎ位置にも気を付け、座る際には手をとって「最後まであなたをケアしていますってことを行動で伝えるの」と座りきるまでつないだままに。そしてシャワー中に照明やアロマで部屋を作り、施術に入るという。細かな心配りにアカリは驚くのだった。
その後、ナナから「利用して、心から良かったと思えました」とのメールが届き、ホッとするアカリ。「思ったよりは悪くない仕事なのかな」とサツキに話し、仕事を続ける決意をした。
アカリを通して、ジョフウについて知ることができた第1話。視聴者からは「心をほぐしていくという意味で確かにセラピストだった」「個性豊かなセラピストがいそうでこれから楽しみ」「癒やされた」「深夜にゆるっと気楽に見られる感じ」といった感想が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部