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韓国で750万人が熱狂!“1億人俳優”ファン・ジョンミン&“国民的年下彼氏”チョン・ヘイン『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』を見るべき理由

  • 2025.4.2

韓国で去年9月に公開され、韓国観客動員数5週連続第1位、750万人突破のメガヒットを記録した映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』。大ヒット作がついに4月11日(金)より日本で劇場公開されます!

『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』メインポスター (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

さらに日本での公開を記念して、リュ・スンワン監督、主演のファン・ジョンミン、チョン・ヘインが登壇するジャパンプレミアと舞台挨拶の開催が決定!

ジャパンプレミアは4月3日(木)東京・新宿ピカデリーにて、舞台挨拶は4月3日(木)、4日(金)に東京・新宿ピカデリー、東京・グランドシネマサンシャイン池袋にて実施されます(チケットは完売!)。

主演のファン・ジョンミン、チョン・ヘインって?

主演のファン・ジョンミンとチョン・ヘイン (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

“1億人俳優” ファン・ジョンミン 数字で見る映画ヒストリー

1970年9月1日生まれのファン・ジョンミンは、2018年に映画主演作の累計観客数1億人を突破した韓国を代表する名俳優です。

ソウル芸術大学演劇科を卒業し、1990年に映画『将軍の息子』でデビュー。

その後はミュージカルや演劇を中心に活動し、再び映画に出演したのは1999年公開の『シュリ』(日本公開は2000年)。日本でも大ヒットした作品で、ハン・ソッキュを追及する政府要員で出演しました。

その後、『ロードムービー』(2002)で主演を務め、新人賞を総なめに。

『ユア・マイ・サンシャイン』(2005)では、韓国映画界最大の祭典と言われる第26回青龍映画賞で主演男優賞を受賞します。

そんなファン・ジョンミンがさらなる飛躍を遂げたのが2014年。

『国際市場で逢いましょう』(日本公開は2015年)で、激動の時代を生きる男ドクスを演じ、観客動員数1426万人を記録。韓国映画の歴代観客動員数4位の大ヒット作品となりました。

さらに、『ベテラン』(2015)で観客動員数1341万人、『ヒマラヤ~地上8000メートルの絆~』(2015、日本公開は2016年)で775万人を突破しました。

“ファン・ジョンミンの出ている映画なら間違いなく面白い”と言われる信頼度抜群の俳優に!

その後も、『哭声/コクソン』(2016、日本公開は2017年)で観客動員数687万人、『華麗なるリベンジ』(2016)で970万人を記録。2018年、『工作 黒金星と呼ばれた男』でついに主演映画の累計観客動員数1億人を突破します。

“1億人俳優”と呼ばれるこの記録は、ソン・ガンホ、ハ・ジョンウ、ファン・ジョンミンの3名しか保持しておらず、名実ともに映画界の超トップスター!

そして、2023年に公開された『ソウルの春』(日本公開は2024年)では、全斗煥(チョン・ドゥファン)をモデルにした人物を熱演。忠実に再現された外見や悪役演技が高評価され、観客動員数1312万人を記録する歴史的大ヒットとなりました。

そんなファン・ジョンミンの映画最新作が『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』。これは見るしかありませんよね!

ちなみに最近では、BIGBANGのG-DRAGONの音楽バラエティ『Good Day』出演も話題に!

ロマンスもアクションも完璧!大人気俳優チョン・ヘイン

チョン・ヘインは1988年4月1日生まれの、今年37歳の大人気俳優。

なんとInstagramフォロワー数は1470万人超え!

2013年、AOAのミュージックビデオに出演し俳優デビュー。

2016年、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』でヒロインの初恋相手“テヒオッパ”として登場し、短い出演にもかかわらず注目を集めます。

その後、『あなたが眠っている間に』(2017)、『刑務所のルールブック』(2017)に出演し、知名度と人気を着実に高めていきます。

そんな彼が国内外で大人気となった作品が『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(2018)。

ソン・イェジン演じる女性に恋をする年下男子を演じ、“国民的年下彼氏”として多くの人の心をつかみました。翌年には同じ監督の『ある春の夜に』でシングルファーザーを演じ、こちらも話題に。

目を細めて笑う好青年のイメージが強いチョン・ヘイン。そのイメージをがらりと変えた作品がNETFLIXで配信されたドラマ『D.P.―脱走兵追跡官-』(2021、2023)。

笑顔を一切封印して寡黙な青年のアン・ジュノを熱演し、「チョン・ヘインの再発見だ」と高い評価を得ました。

韓国の兵役をテーマにしており、重い雰囲気が漂う作品ですが、ストーリーと俳優陣の演技がすばらしく、2023年には続編が制作されました。

チョン・ヘインは多くを語らずとも目つきとアクションで魅了する俳優と評判に!

この作品であらゆる層から支持されるようになり、また、新たな一面を見せたことで、映画監督からも演技が評価され、映画『ソウルの春』(2023)や『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』(2024)と、大作に続けて出演!

また、2024年のドラマ『となりのMr.パーフェクト』では意外にも初のラブコメディに挑戦。

理想の息子、パーフェクトな幼馴染を演じ、視聴者の心をときめかせたのも記憶に新しいところ。

このように作品ごとに全く違う顔を見せてくれるチョン・ヘイン。

そんな彼の映画最新作が『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』。

新人警察官を演じ、第45回青龍映画賞助演男優賞を受賞しました。

映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』ってどんな作品?

アクション犯罪ジャンルのベテラン、リュ・スンワン監督による2015年に公開された大ヒット作品『ベテラン』のシリーズ続編。

ファン・ジョンミン演じる熱血刑事 ソ・ドチョルを始めとした凶悪犯罪捜査班のメンバーの活躍が描かれます。

リュ・スンワン監督は「前作『ベテラン』が観客からあまりにも多くの愛をいただいたので、『どうすれば新しいことができるか?』という問いに対する答えを探すために多くの時間を費やした。前作の力が『軽快さ』にあるとすれば、本作はより力のある『迫真に満ちた臨場感』で押し進めようと考えた」と語っています(プロダクションノートより)。

一生懸命に犯人を追いかけるドチョル (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

監督から熱望され、主演ソ・ドチョルを再び演じたファン・ジョンミン。

オファーを受けてファン・ジョンミンは「観客のみなさんはとてもソ・ドチョルという人物を応援してくださっていたので、前作の感じをそのまま大切にしている。だから観客一人一人が考えているソ・ドチョルのイメージをそのまま本作にも持っていけたら良いと監督に最初にお話しました。 再び演じるまで9年という時間が流れましたが、『ベテラン』を見た方が『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』を見たときにそのままだ!と感じてもらえるように、感情的な面を努力した気がします。」と話しています(プロダクションノートより)。

■ストーリー

車から出ようとするがものすごい人だかりが。 (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

ベテラン刑事ソ・ドチョルと、凶悪犯罪捜査班の刑事たち。法では裁かれなかった悪人が連続して殺された。不条理な司法制度に憤っていた世論は、私刑を下す犯人を善と悪を裁く伝説上の生き物“ヘチ”と呼び、正義のヒーローともてはやすようになる。ドチョルに心酔する新人刑事パク・ソヌが加わり、事件は解決に近づくかのように見えたのだが…。

動画配信者が登場するのは現代らしいポイント (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

『ベテラン』の魅力といえば躍動感あふれるアクションシーンですが、9年ぶりの続編でさらにパワーアップ! 俳優たちの迫真の演技と俊逸なカメラワークで、まるで目の前で見ているかのように引き込まれます。

プロダクションノートによれば、チェ・ヨンファン撮影監督(『密輸 1970』『モガディシュ 脱出までの14日間』)は、「リュ・スンワン監督がカメラと遠くにいる人物と近くにいる人物をすべて見せることができる方法で演出したいという要望もあり、古典的な方法の撮影方法を選択したりもした」と、撮影ビハインドを語りました。フレームの中の人物たちにすべてのフォーカスを合わせる「スプリットフィルター」などを使用したそうです。

一方、劇中でユーチューバーたちが使用するカメラは、スマートフォンのカメラと実際のユーチューバーたちが使用しているカメラを導入。規格外という撮影方法も採用したそう。

ぜひ劇場の大きなスクリーンで見るのをおすすめします!

印象的な大雨のシーン (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

オ・チーム長(オ・ダルス)、ミス・ボン(チャン・ユンジュ)、ワン刑事(オ・デファン)、ユン刑事(キム・シフ)ら、ドチョルの仲間も健在。それぞれのキャラクターが前作と変わらず、昔の仲間に会ったようなうれしい気持ちになります。

9年ぶりに戻ってきたミス・ボン (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

邦題ではタイトルに「凶悪犯罪捜査班」とつけられていますが、前作に比べてよりチームで動く場面が多く、チームの強い絆が感じられます。チームワークにぜひ注目して見てください!

一緒に捜査するドチョルとソヌ (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

また、前作にも登場したチョン・マンシク演じるチョン・ソグが今作でも登場。前作以上に悪役で重要な役どころです。

チョン・ソグを演じるチョン・マンシク (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

今回新たに加わったチョン・ヘインは、ドチョルに憧れて警察官になったパク・ソヌを演じます。

今回もやっぱり制服が似合うチョン・ヘイン (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

チョン・ヘインを抜擢した監督は「刑事チームに新しい血として入るには誰が良いだろうか、と考えたら、映画『スタートアップ!』でご一緒したチョン・へインさんの印象がとてもよかった。

『D.P.‐脱走兵追跡官-』での脱走兵を追うのも似合うし、『となりの Mr.パーフェクト』もよかったし。『コネクト』で見せてくれたとても暗い感じも似合うし…新しさだけではなく、この俳優はとても多様な部分がある」と出演オファーをした理由を語りました。

これまでも数々の作品で見事なアクションシーンを見せてきたチョン・ヘイン。

本作でもほぼスタントなしでアクションシーンを撮影したそう。カメラが追い付かないほどの速さで動くので、「もっとゆっくり動いてくれと頼んだ」と監督が明かしていました(プロダクションノートより)。

どこかミステリアスな雰囲気が…? (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

そして、『梨泰院クラス』『ユミの細胞たち』など数々の大ヒットドラマや映画で活躍する大人気俳優アン・ボヒョンも登場!

ミン・ガンフン役を演じます。

フードを被ってシリアスな表情をするアン・ボヒョン (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED
対面するアン・ボヒョンとチョン・ヘイン (C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

プライベートでも仲よしなチョン・ヘインとアン・ボヒョンの共演シーンも。どんな役どころかはぜひ本編でチェックしてみてください!

まとめ

4月11日(金)よりいよいよ公開される『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』。

ファン・ジョンミンとチョン・ヘイン、その他豪華な俳優陣が見せるアクションと迫真の演技に最初から最後まで目が離せません。

ぜひ劇場の大きなスクリーンとサウンドで楽しんでください!

○作品情報

『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』(原題:베테랑2)

監督:リュ・スンワン

脚本:リュ・スンワン、イ・ウォンジェ

上映時間:118分

出演:ファン・ジョンミン、チョン・へイン、アン・ボヒョン、オ・ダルス、チャン・ユンジュ、オ・デファン、キム・シフ、シン・スンファン

字幕翻訳:根本理恵

配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス

公式サイト:veteran-movie.com

公式X:https://x.com/veteran_movie

映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』は、2025年4月11日(金)より全国ロードショー

※映画『ベテラン』2025年4月4日(金)より1週間限定カムバック上映

(C) 2024 CJ ENM Co., Ltd., Filmmakers R&K ALL RIGHTS RESERVED

テキスト=Kudo Momoko

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