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ゲームから始まる幼馴染との恋…定点カメラ青春ストーリーに「幸せでほっこり」の声【漫画】

  • 2025.4.1
『ただ一緒にゲームするだけ』が話題 画像提供/たけみつさん

【漫画】ゲームや部屋の風景とともに2人の関係も変化…定点恋愛漫画に「何これ尊すぎ」と悶絶する人続出

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ゲームを通じて変化していく幼馴染との関係性を甘酸っぱく描いた青春作品『ただ一緒にゲームするだけ』をピックアップ。

作者のたけみつさんが1月27日にXで同作を投稿。そのツイートには6.9万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事では、たけみつさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。

気兼ねなくゲームができる幼馴染だと思っていたのに…

『ただ一緒にゲームするだけ』(16/33) 画像提供/たけみつさん

5歳のときに隣に引っ越してきた同い年の女の子は、お母さんに勧められて主人公の男の子の家にやってきた。男の子の誘いで、生まれて初めてテレビゲームに挑戦するも、格闘ゲームでボコボコに負かされてしまう。

それから2人は何度も男の子の家でゲームを楽しみ、小学生になってからもその関係は続いた。ある日、女の子は「今日、君…男の子の友達にゲーム誘われてたよね?やっぱり…2人より4人とかでやった方が、面白いのかなって。だから…2人でも…楽しんでもらいたいなって…」と恥ずかしそうに話す。

対して男の子は、“君と2人が一番楽しい”と真っ直ぐに伝えたのだった。

時を経て、17歳のクリスマス。これまで毎年、クリスマスにも一緒にゲームをしていた2人だったが、この日、女の子が「これはこれでホントに楽しいけど?クリスマスを…2人きりで過ごすのは…友達なのかな、というか…期待、してるんですが」と打ち明ける。

ついに、想いを伝えた男の子。それを聞いた女の子は「やっと、言ったぁ…。ほんと、もう、どれだけ待ったか…」と赤くなった。

順調に交際を続けた2人だったが、就職を機に彼が引っ越してしまうことに。「しばらく一緒にゲームできないね…。やっぱり私は君の隣で、一緒にゲームするっていうのが一番だから…」と寂しそうな彼女。そんな彼女に打ち明けた、大事な話とは――。

作品を読んだ読者からは、「てぇてぇ…」「幼少期からの成長シリーズ堪らん」「幸せでほっこりしました」などの声が多数上がっていた。

幼馴染に対するヒロインの心の変化に注目…作者が語る創作の背景

『ただ一緒にゲームするだけ』(10/33) 画像提供/たけみつさん

――『ただ一緒にゲームするだけ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

自分は定点漫画風に、時間が経過する漫画を何度か描いているのですが、同じ風景の中で変化していくものに焦点を当てて描いています。そうした中で、ゲーム機の世代が変わっていったら面白いかも、と思い、今回の創作につながりました。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

背景は結構考えて描いたので、見てもらえると嬉しいです。ゲーム機や二人の成長とともに、少しづつ変わっていく部屋の風景に気づいて貰えると幸いです。

――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

個人的には、ドラク〇を二人でやっている時に、どちらを嫁に選ぶかについてヒロインが言及しているシーンは結構気に入っています。

出会った当初、ファイナルファンタ〇ーをやっていたころは幼馴染に対してなにも感じていなかったヒロインの心情の変化なんかも感じ取れたり取れなかったり。

――読者からは、「たけみつ先生の定点シリーズが大好き」という声も多く、アップデートされていくゲーム機や棚の中身といった細かな部分にも注目する読者が多いようです。実際に、たけみつさんが定点ものを描くときに心掛けていることはありますか?

ヒロインの心の変化に関してはかなり考えて描いてます。自分が定点漫画を描くときは、大体幼少期からスタートで、何年もかけて変化を描くのですが、最初は男の子になんとも思っていなかったヒロインが、徐々に徐々に心を傾けていく様子がわかるように描きたいなー、と。

――たけみつさんの今後の展望や目標をお教えください。

最近あまり漫画をあげれていないのですが、描いてないわけではなくてあることに挑戦している最中で、今後そのあることで頑張っていけたらなーと思います。

――最後に、作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

描いた漫画を読んでくれるだけで嬉しくて、その上で楽しんで頂けたらこれ以上ありません。少しでも楽しんで貰えるよう精進していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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