1匹の地域猫が繋いでくれた、病気の子猫と人間の命のリレー
漫画家の叶輝さん(あーちゃん)とパートナーの朝待夜駆さんが住む家の庭に、定期的にやってくる地域猫・キジさん。あるときキジさんが襲われそうになったことをきっかけに、TNRという地域猫を守る活動のことを知ります。
そんな2人の元にキジさんが連れてきたのは、ケガだらけの瀕死の子猫・朔太郎でした。うつ病で苦しんでいた夜駆さんは、朔太郎の「生きたい」という思いや懸命に生きようとする姿に、だんだん心を動かされるようになります。
本当に起きた、奇跡のようなめぐり逢いの実話をお届けします。
※本記事は叶輝(漫画)、朝待夜駆(脚本)著の書籍『スローステップ朔太郎 上』から一部抜粋・編集しました。
朔太郎が2人に慣れてきたころ、病院で診てもらうことにします。野良で暮らしてきた子猫は、どんな状態なのでしょうか…。
漫画=叶輝、脚本=朝待夜駆/『スローステップ朔太郎 上』