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新幹線で乗客が『パーソナルスペース侵害』→“受けた人”からは「言わないと分からない?」「逆ギレされそう」

  • 2025.4.14
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画像:PhotoAC

春の陽気に誘われて、おでかけや旅行の機会が増えるこのシーズン。新幹線や飛行機などを利用する人も多いはず。

そんな中、話題になっているのが”隣に座っている乗客の肘や足が当たり、パーソナルスペースを侵害してくる”というケース。意外とSNS上では「あるある」な出来事ながら、「本当にあるの?」「怖い」と思ってしまうのも事実。

一度は遭遇したことある?「パーソナルスペース侵害」

SNSなどでは、「狭い座席で足を伸ばしてくる人がいる」「隣の人が当たり前のように領域を越えてくる」という投稿が目立ちます。被害を受ける側はもちろん不快ですが、「指摘しても逆ギレされるかも…」という思いから何も言えずに我慢しているケースも多いよう。

例えば、「腕がめっちゃ当たってくる」という事例。座席が横並びになっている場合、ひじ掛けの境界を無視して腕を広げてくる人に遭遇することも。特に、新幹線や飛行機のように複数席が並んでいて、なおかつ長時間乗る場合は、腕や上半身が何度も当たってしまい落ち着かない…といった声は多いようです。

またよくあるのが、身体ではなく「隣席のキャリーバッグが侵害してくる」パターン。隣の乗客のキャリーバッグやセカンドバッグが自分の足元や座席下を占領してしまい、結果的にパーソナルスペースが奪われてしまうことも少なくありません。

本来は荷物置き場に置くのが望ましいバッグでも、「手元に置いておきたい」「荷物置き場に置くのが面倒」などの理由で座席前に無理やり置く人もいるようです。

実際に遭遇した人からは「怖い」「不愉快」

こうした“パーソナルスペース侵害”は、当人に悪気がないこともあれば、単にマナー意識が低い場合もあります。どちらにしても、注意すると「逆ギレされるのでは」「無視されるのでは」といった不安の声は多いもの。こうしたトラブルを避けるために、結局は我慢するしかない…と泣き寝入りになりがちです。


そもそも「気づかないってことある?」「いちいち言わないと分からないのかな?」と常識を投げかける人もいます。長時間の移動でリラックスしたい気持ちは分かりますが、周囲への配慮を忘れては元も子もありません。また「床に仕切り線があればいいのに」という意見も。新幹線や飛行機では、共有のひじ掛けや足元スペースであることも多いため、難しい課題となっています。

遭遇したら、みんなはどう対策してるのか?

では、いざ自分がそのような乗客に遭遇したらどうすべきか。SNS上ではこのような声が挙がっていました。

  • もし気になるなら、我慢せずに明るいトーンで伝えること
  • 自分だったら押し返してしまう
  • 我慢してしまっているが不愉快

攻撃的な言い方ではなく、笑顔を交えつつ「すみません、もう少し足を引いてもらえますか?」と伝えるだけで、相手がハッとして引いてくれることはあります。キャリーバッグや荷物で無意識に侵入してくる人には、「通路の棚や荷物置き場、上のオーバーヘッドスペースに置いたほうが楽ですよ」と提案するのも手。相手に“親切心”を見せつつ、パーソナルスペースを確保することができます。

すべての利用者が気持ちよく過ごせるように

今回のような「新幹線で足を伸ばしてパーソナルスペースを侵害する」以外にも、「後ろの乗客が前の手すりに足を乗っけてきた」「飛行機の座席で、後ろの乗客が足を席下まで伸ばして邪魔」などの「足乗せ・足伸ばし」被害がSNSでは散見されます。

座席が限られた空間の新幹線や飛行機では、ちょっとした行動が周囲の人の快適度を大きく左右します。特に春や行楽シーズンは利用者が増えるため、混雑時のマナーには一層の注意が必要です。「ラクな体勢になりたい」気持ちは誰にでもあるものですが、周囲への配慮を意識しなければトラブルに発展してしまいかねません。

みんながストレスを感じず、気持ちよく利用できるように、適度な距離感と声かけを心がけたいですね。