インスタ新機能で“位置情報”がバレる？『位置情報シェアの設定方法』について確認しよう

Instagramで追加された新機能「地図」について、SNS上ではユーザーの位置情報がシェアできるようになっていると懸念されています。中でも「自宅や職場が特定されるのではないか」といった不安の声は多く、「設定が分かりづらい」「いつの間にかオンになっていた」といった戸惑いの声も。

店舗やイベントの運営者などからは「集客や宣伝に役立ちそう」と肯定的に捉える意見もありますが、多くのユーザーはプライバシー侵害リスクを危惧。そこで今回は、アプリや端末から“位置情報シェアを管理する方法”について紹介します。

Instagramの地図機能での位置情報シェアを無効化するには、アプリ内の設定から変更することができます。

まずは、タイムラインの右上にあるダイレクトメールのアイコンをクリックします。

すると、今回の新機能「地図」と書かれたアイコンが表示されています。

「位置情報をシェアする相手」が表示されたら、「非表示にする」をクリックし更新をします。

「地図」を開くと右上に出現する”設定マーク”からも位置情報の表示設定が可能です。

また、スマホ自体の位置情報サービスを制御する方法も有効。

iPhoneの場合は「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」からInstagramの権限を「使用中のみ」や「許可しない」に変更しましょう。Android端末の場合も、端末の「設定」内にある位置情報メニューから同様にアクセス権限を調整できます。

iPhoneの場合は「設定」から検索窓に”位置情報”と打ち込むと素早く設定画面に飛ぶことができます。

端末側で位置情報を完全にオフにすると、投稿時の位置タグなどが使えなくなるデメリットもありますが、リスクを考えると必要最低限の利用に留めておくことがおすすめです。

Instagramの地図機能は便利な一方で、デフォルト設定や説明不足によりプライバシーリスクが懸念されています。まずはアプリ内と端末側の位置情報設定を見直し、自分の居場所が他人から安易に特定されないよう対策を取ることが重要です。

※ 記事内の情報は、2025年4月11日時点のものです。

※ アプリのバージョンや端末によって、設定方法が異なる場合があります。