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『バカリズム』『星野源』を抑えた!もっとも“文才があると思う男性芸能人”ランキング!第1位に「本当に芸人?」「独特な世界観」

  • 2025.4.30
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写真:photoAC(イメージ)

芸能人といえば端正なビジュアル、そして歌唱力や演技力、トークスキルに注目が集まりがちですが、実は文才豊かな一面でファンを魅了する男性芸能人も多く存在します。SNSが普及したことで、芸能人自らの言葉で綴った文章を私たちは見ることができます。みなさんが「文章が上手い!」と感じるのは誰なのでしょうか?

そこで今回は、全国の20代〜60代の男女を対象に「文才があると思う男性芸能人」についてアンケートを実施しました。その結果をランキング形式で紹介します。

第3位:バカリズム(19票)

19票を集めた第3位はお笑い芸人のバカリズムさん

バカリズムさんといえば、お笑い芸人としての独特な世界観が人気ですが、執筆家や脚本家そして作詞家と多彩な才能を発揮しています。これまで雑誌では多くの連載を持ち、2013年には『架空OL日記』(小学館)を刊行。映像化の際にはっ脚本と出演をこなしています。また、ここ最近では2023年度ギャラクシー賞月間賞を受賞した『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)、そして記憶に新しい『ホットスポット』(日本テレビ)の脚本を担当しています。

脚本や演出をしたドラマの会話の面白さや丁寧な伏線の張り方と回収、笑えて少しほろっとするところがすばらしい。(56歳/男性)
バカリズムのドラマは全て面白いし、バカリズムが喋っている姿が想像できる(32歳/女性)
ユーモアがある文章を書くのが上手で、文才があると感じたので選びました。(35歳/女性)

第2位:星野源(21票)

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(C)SANKEI

21票を獲得し、第2位にランクインしたのは、音楽活動だけでなく執筆活動でも存在感を発揮する星野源さん。星野さんの著書『いのちの車窓から』(KADOKAWA)や『よみがえる変態』(文藝春秋)では、音楽や俳優活動を通じて感じる日常の小さな気づきを、温かく繊細な筆致で綴っています。

「いのちの車窓から」を購入して読みました。普段の何気ない風景が彼の目や文章を通すとこんなにもコミカルに鮮やかになるのだと感動させられたから。(37歳/女性)
数々の本を出されていますが、どの本もあたたかい気持ちになって「生きていればどうにでもなる」というような強いメッセージ性を感じます。楽曲も然りで、これだけ受け手に寄り添う歌は源さんしかいないと思います。(22歳/女性)
星野源の書籍を読んだところ、普段本をそこまで読まない私でもあっという間に読了してしまうほど面白かった。堅苦しく難しい言葉ではなく、誰にでも伝わりやすい表現で、ユーモアもあり、共感も出来る文章でした。(41歳/女性)

第1位:又吉直樹(102票)

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(C)SANKEI

そして102票を獲得し、圧倒的な支持で第1位に輝いたのは、芸人としてだけでなく小説家としても高く評価されているお笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんでした。処女小説『火花』(文藝春秋)は2015年に芥川賞を受賞。芸能界の枠を超えて文壇に衝撃を与えました。

芥川賞を受賞していることと、彼のエッセイを読んでも日常のことをさらっと書いているのにじっと彼の考え方とその表現力の巧みさに思った以上に惹きつけられることが理由です(55歳/女性)
芸人の枠を超えた“ガチ作家”の筆致で、人の心の機微を丁寧に描くスタイルが秀逸。(55歳/男性)
お笑い芸人としての活動だけでなく、作家としても純文学の世界で高く評価されているから。特に『火花』で芥川賞を受賞したことで話題になったが、その後の著作やエッセイでも一貫して独特な世界観と深い思索が感じられる。日常の中にある感情の機微や人間の葛藤を丁寧に言葉で表現する力がすごくて、読むたびに「これ本当に芸人が書いてるの?」ってなる。SNSでも、ただ面白いだけじゃなく、時に詩的で哲学的なツイートがあって、それもまた彼の“文才”を感じさせる一面。文体にも個性があって、読む人を惹き込む力があると思う。(33歳/女性)

4位以下の注目芸能人

第4位にランクインしたのは、NEWSのメンバーのほか俳優、そして作家として活動する加藤シゲアキさん。そして第5位には小説『陰日向に咲く』や映画監督としても活躍し、マルチな才能を発揮する劇団ひとりさんが選出されました。

多彩な才能を持つ男性芸能人たちの文学的な一面に、今後も注目が集まりそうですね。