世代をつなぐドリンクを目指すオロナミンCが、「先輩社員が仕事を円滑に進めるために培ってきた表現だが、時として後輩社員に意味が通じにくく、コミュニケーションのすれ違いを引き起こす用語」を公開し、アニメ動画化しています。
後輩に伝わらない「すれ違い社会人用語」
先輩後輩ともに、約9割が「会話量を増やして仲良くなりたい」とアンケート回答しているのに、会話をしたらしたで半数以上が「意味がわからない……」「意味が通じない……」とすれ違っている。
その原因に「ガラガラポン」 「鉛筆なめなめ」など“すれ違い社会人用語”の存在が!
意味が伝わってないんだ、そのワード
わかるものもあれば、わからないものもあり。こんな意味だそうです。
一丁目一番地
もっとも重要なこと・最優先事項。
(例)「このプロジェクトの一丁目一番地はコスト削減だ」
こんな部下はムリ!上司418人に聞いた【苦手な部下の特徴ランキング】
よしなに
「うまくやっといて」「適当に調整して」
(例)「この資料、適当によしなに仕上げといて」
鉛筆なめなめ
計算や見積もりを適当に操作すること。(本当に鉛筆をなめて計算してた時代の名残)
(例)「予算の数字、ちょっと鉛筆なめなめしといて」
ネゴる
交渉する。(「ネゴシエーション(negotiation)」の略)
(例)「クライアントと納期についてネゴってくる」
手弁当
自腹で対応すること。(会社の経費を使わず、自分の時間やお金で対応)
(例)「このイベントは手弁当で参加だから、交通費も自己負担ね」
全員野球
チーム全体で協力して取り組むこと。(野球のように全員で戦うイメージ)
(例)「このプロジェクトは全員野球でやっていこう!」
テレコ
交互・入れ違い。(関西の歌舞伎用語が由来)
(例)「スケジュールがテレコになってるよ(入れ違いになってる)」
丸める
ざっくりまとめる、細かい調整をせずに数値や内容をシンプルにする。
(例)「このデータ、細かすぎるからキリのいい数字に丸めといて」
ガラガラポン
いったんリセットしてゼロからやり直すこと。(ガラガラポンと抽選機を回すイメージ)
(例)「この計画、うまくいってないし、一回ガラガラポンして考え直そう」
行って来い
増減や損得がプラスマイナスゼロになること。
(例)「株価、朝上がったけど結局下がって行って来いだな」
どれも独特な表現ですね。聞いたことあるやつもありました?
他にも「ちゃぶ台返し(計画をひっくり返す)」とか「砂場で遊ぶ(実験的にやる)」とか、「はしごを外す(裏切り・登らせておいて落とす)」 などの謎ワードがまだまだあるので、ぜひ年上の人に聞いてみてくださいね。
<Edit:編集部>