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【菜の花レシピ】大根が超絶甘~い&噛むたび旨味がジュワ~♡「大根ステーキ菜の花あんかけ」に挑戦!

  • 2025.4.1

いつもの散歩道にある桜の木も、すっかり満開♪そこで本日は、食卓でも春を楽しもうと、NHK『あさイチ』で紹介していた「大根ステーキ 菜の花あんかけ」を作ってみることに。昆布と干ししいたけのだしで煮た旨味たっぷりの大根を香ばしく焼いてステーキにし、菜の花入りの餡をかけるという一品。春を感じるやさしい和の味わいだとか。




和ごはん研究家・麻生怜菜さんの“春“レシピ♪

NHK『あさイチ』で「大根ステーキ 菜の花あんかけ」を紹介していた、和ごはん研究家の麻生怜菜さん。都内で「あそれい精進料理教室」を主宰し、頑張りすぎず、家庭で作れる“ゆる精進料理“を提案しているそうです。精進料理は、ヘルシーで食物繊維たっぷりの食材を多く使います。毎日のおうちごはんを“ゆる精進料理“にすると腸活も出来て、お腹も体もスッキリするんですって。

本日作る「大根ステーキ 菜の花あんかけ」は、主な材料が大根と菜の花の2つ。調味料もみりん、酒、しょうゆ、塩ととってもシンプルです。さらに、干ししいたけと昆布でとっただしで大根を煮たり、その大根を煮た煮汁で菜の花餡を作ったり…。食材の自然の旨味を上手に活用して、料理を仕上げます。

では、作ってみましょう。

「大根ステーキ 菜の花あんかけ」の材料と作り方



【材料】2人分
大根…480g
しいたけ昆布だし(材料は下記参照)…200~300ml ※和風だしの素(顆粒)でもOK
酒…大さじ1
塩…小さじ1/2
片栗粉(大根を焼くとき用)…大さじ1
ゴマ油…大さじ1

◆菜の花の餡
菜の花…100g
塩…小さじ1/2
みりん…大さじ1
薄口しょうゆ…大さじ1
片栗粉…小さじ1と1/2
大根の煮汁…100ml

◆しいたけ昆布だし
水…500ml
干ししいたけ…10g
昆布…10g

今回は分量を半分にして作ります。

「しいたけ昆布だし」の作り方は、ボウルに水、干ししいたけ、昆布を入れ、常温で3時間置いておきます。こちらも分量を半分にして作りました。

【作り方】
1. 大根を2cm厚さの輪切りにします。皮を厚め(3~4mm)に剥き、面取りをして、片面に十字に隠し包丁を入れます。

いびつな円になりましたが、とりあえずOK。



十字の隠し包丁は、どれくらいの深さで入れればいいかわからなかったので、深さ5mmくらいにしました。



2. 1を鍋に入れ、「しいたけ昆布だし」を大根がかぶる程度に注ぎ入れます。酒、塩も加えて中火にかけます。

今回は分量を半分にしたので、「しいたけ昆布だし」を150ml入れましたが、大根全体がかぶる量に満たなかったため、残りの「しいたけ昆布だし」100mlを追加したものの、まだ足りず。そこで少し薄まりますが、水100ml(分量外)をプラスしました。

トータルで「しいたけ昆布だし」250ml+水100mlを入れても、まだ大根の表面が顔を出していますが、今回はこれで進めることに。



沸いたら弱火にして落としブタをし、30分ほど煮ます。

けっこうアクが出たので、アクをお玉ですくってから、落としブタをして煮ることに。





大根に竹串がスッと刺さるくらい煮ればOK。また、大根の煮汁は後ほど使うので、絶対捨てないように!

3. 2から大根をとり出し、粗熱をとって水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。

水気を拭き取った大根に、片栗粉をまぶします。

フライパンにゴマ油を引いて中火にかけ、油が温まったら大根を入れ、両面をこんがりと焼きます。



今回はトータルで4分ほど焼きました。



4. 菜の花の餡を作ります。

別の鍋に水500ml(分量外)と塩を入れて沸かし、菜の花を入れて30秒間茹でます。火加減は言っていなかったので、中火にしました。



茹で上がった菜の花は水にとり、水気を絞ったら小口切りにします。

(菜の花を茹でた)鍋を洗い、大根の煮汁を入れます。みりん、薄口しょうゆ、片栗粉を加え、弱火で混ぜながら1~2分間、とろみがつくまで煮ます。

菜の花を加え、菜の花が温まったら火を止めます。



5. お皿に大根を盛り付け、4をかけて出来上がり。



調理時間は、「しいたけ昆布だし」を作る時間を除いて、45分。大根を煮るのに30分ほどかかるので、実際の作業時間は15分くらいです。

では、いただきます!



大根がめちゃめちゃ甘ーーーーーい♪噛んだ瞬間、大根の瑞々しくて甘味のある水分とともに、旨味たっぷりのだしが、じゅわわわわっと溢れます。最高♪

干ししいたけと昆布を3時間水に浸してとっただしは、やっぱり顆粒の和風だしの素とは、ひと味もふた味も違うなという印象。上品で奥深く、大根の旨味や甘味と、とても自然になじんでいます。

そんな旨味たっぷりの餡に、菜の花の瑞々しさとほろ苦さが加わって、口いっぱいに“春“が広がります。春野菜の甘味はもちろん、独特の“苦味“も心地よい味です。



いつも大根の面取りは面倒くさくてしませんが、面取りした方が、やっぱり30分煮ても角が崩れず、きれいに仕上がるなと思いました。それに、味もよりおいしくなるような気さえします。時には手間をかけることも、料理には必要ですね(笑)。

NHK『あさイチ』で紹介していた「大根ステーキ 菜の花あんかけ」は、大根の自然の甘味と菜の花のほろ苦さ、そして、干ししいたけと昆布の旨味が融合した、滋味に富む一品でした。作ってみてはいかがでしょう。

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