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【旅のプロ直伝】上手にやりくり、コスパもタイパも賢くUP!エクスペディアが教える「2025年の旅行節約術」

  • 2025.4.2

ゴールデンウィークに夏休み。ご家族やお友達同士で日程を合わせやすい長期間の休暇には「どこかへ旅に行きたい!」と、きっと誰もが思うもの。でも今は円安・物価高で、お財布事情を考えると旅行に出かけることをためらってしまう人もいるのでは?そこで今回は旅のプロ・エクスペディアの木村奈津子さんに「上手な旅の節約術」についてお話を伺いました。

お得な旅に最適なシーズンはいつ?

ズバリ、エコノミークラスで旅行をする場合は「5月」、ビジネスクラス以上での旅行では「6月」がベストです。エコノミークラスがもっとも高額なのは1月ですが、5月の旅行なら1月と比べて9%もお得という結果が。また、ビジネスクラス以上の旅行でもっとも割高なのは9月ですが、6月の旅ならなんと12%もお得というデータ※が導き出されました!

フライトの混雑を避けたいならいつがベスト?

エクスペディアのフライトデータによると、混雑を避けたい人におすすめの旅行シーズンは「1月」。また出発や到着で混雑を避けたい方は「火曜日」に設定するのがおすすめ。もっとも混んでいるのは8月ですから、人混みや混雑が苦手な方は8月を避け、出発・到着を火曜日に設定してスケジュールを組んでみましょう!

エクスペディアを活用した節約術はある?

エクスペディアアプリ「プライストラッカー」を利用することで、航空券の価格変動が常時把握できるプッシュ通知設定が利用できます。これさえあれば旅行者にとってお得なタイミングを見逃さず予約できるように!また、エクスペディアで航空券とホテルの両方を予約するとセット割が可能になるので、飛行機移動を含む旅行を検討しているなら、ぜひアプリを活用してみてください。

お得な旅の合言葉は“ちょいズラし”

海外旅行の場合、日本の休日がホテル料金などに影響することはほとんどありません。つまり、節約のカギとなるのは「航空券」。ゴールデンウィークに海外旅行を計画している方も多いと思いますが、先述の各種調査データから、木村さんがおすすめするお得な旅の予約テクは「みんなと同じタイミングで予約や行動をしないこと」。しかも、ゴールデンウィークなどは少し早めに予約するのが節約につながることがあるのだそうです。「みんながみんな揃ってお休みが取れる時期は有給休暇などを上手に使って、1〜2日程度早めに動き出し、お帰りも1〜2日早めに設定するのがおすすめです」(木村さん)。

旅行の楽しみ、食事のお得な節約術とは?

旅行の楽しみといえば、やっぱり現地でのお食事。レストラン選びではガイドブックを参考にしている方も多いことでしょう。もちろん知らない土地へ旅に出かけるなら、情報収集は事前にしっかりしておきたいところですが、朝・昼・晩、毎食ガイドブックに載っている英語や日本語対応のレストランばかりを利用していると、思っていたより費用が高くついてしまうこともあります。そこでおすすめしたいのが「ローカルな食堂・ホーカー(フードコート)などでの安価な食事」や「キッチン付きコンドミニアムへの宿泊」。木村さんいわく、最近は「キッチン付き」のホテルを選ばれる旅行者が増えているのだといいます。「現地のスーパーで買い出しをしたり、現地の方がおすすめする食堂などへ足を運んだりして、その国の食文化を知るのも旅の楽しみ方の一つです。朝昼は自炊やテイクアウトのお弁当などで安く済ませた分、夜はガイドブックで見つけたラグジュアリーなレストランへ行く!そんな方法なら、無理なく節約にトライできるのではないでしょうか」(木村さん)。

木村さん流・お得なおみやげ選び術!

ご家族やお友達へ、旅の思い出として自分のためにと、ついつい買い込んでしまうおみやげものも、節約のキーワードはやっぱり「ローカル」と木村さん。「その土地の文化を肌で感じるのが旅の醍醐味。ならばおみやげも食事同様、ローカルなスポットでぜひ探してみてほしいですね。現地のスーパーマーケットやドラッグストア、文具店などなら、お菓子やコスメ、現地ならではのデザインのトランプやおもちゃなど、その土地でしか手に入らないものとの出会いがきっとあります。ローカルなお店なら、空港でおみやげをまとめ買いするよりもお安く、宝探し気分で楽しいお買い物ができると思います」(木村さん)。

その他にも、旅の節約アイデアはいろいろ。例えば、お金にまつわる節約術なら「現金を両替する場合、ドルやユーロなどのメジャーな通貨は日本国内で換金し、マイナーな通貨は現地の空港で両替をする」「クレジットカード使用時に、支払いを現地通貨か日本円にするか尋ねられた場合は現地通貨にしておくとレートが良い場合が多い」など。現地でよく使われているライドシェアなど、その国で“強い”サービスについてしっかりチェックしてアプリなどは事前に用意しておくのも旅先で余計な出費を抑えるコツです。また、欧米などサステナブルの意識が高い国への旅行でホテルに連泊する際は、室内クリーニングに「毎日入らなくてOK」などの意思表示をすると、ホテル内のお得なサービスや割引を受けられることもあるのだとか。

節約はしたいけれど、せっかく旅行に出かけるなら我慢だらけの旅にはしたくない!と思うのは当然のこと。ならばお金は、かけるべきところにはとことんかけ、抑えるところではしっかり抑えるというのが大人旅の流儀。今年はぜひプロが導き出したデータや節約アイデアをヒントに、お得で楽しい旅行計画を立ててみてください。

【旅の節約術・取材にご協力いただいたのは…】 エクスペディア ホールディングス株式会社 代表取締役 兼 エクスペディアグループ リテール日本統括ディレクター 木村奈津子さん

※Airlines Reporting Corporation (ARC)およびOfficial Airline Guide (OAG)提供のデータに基づく

この記事を書いた人

エディター/ライター 久武ミキ

久武ミキ

出版社、広告会社勤務を経て独立。女性誌、専門誌などでビューティー&ウェルネス、アートを中心に、ライフスタイルにまつわる記事を多数執筆。東京と鎌倉で2拠点生活をおくる猫好き編集者。

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