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【50代カメラ女子の猫日記】東京・神保町のブックホテルに宿泊!1日1部屋限定の「癒しのねこルーム」をレポート

  • 2025.4.8

月刊誌『大人のおしゃれ手帖』の読者組織「ミモザ会」の公式ブロガーによる『ミモザ会ブログ』。フォトグラファーの野中典子さんによる、猫日記をお届けします。


今回は、猫まみれの休日を過ごすため、世界一の本の街「神田神保町」へやってきました。本の街で「なぜ猫?」と不思議に思う方も多いかもしれませんが、実は神保町には猫にまつわるホテルや本屋さんがあるのです。さっそく、知る人ぞ知る猫スポットをリポートします!

BOOK HOTEL神保町で 1日1部屋限定の「癒しのねこルーム」へ

東京でホテルを探していた時に偶然見つけたBOOK HOTEL神保町。本が大好きな私は「理想のホテルを見つけた!」と思いながら部屋を見ていたら、なんと!!「癒しのねこルーム」なる部屋があるではないですか。
「もうここしかない!!」と思ったのに、時すでに遅し……。満室でした(涙)
それ以来、いつか「癒しのねこルーム」に泊まりたいと思い続けていたのですが、やっと念願叶って予約を取ることができました!

というわけでいざ神保町へ!
世界一の本の街と呼ばれる神田神保町には、なんと書店が130店もあるそう。
さらに出版社やブックカフェも多く、本に関するイベントなども随時開催されているので、本好きにとっては一日中いても飽きることがない、まさに本の街。

すぐにでも本屋さん巡りをしたいところだったのですが、到着が夜になってしまったため、まずは念願のBOOK HOTEL神保町にチェックイン。ロビーはまるでおしゃれな本屋さんのような佇まい。本好きのスタッフがセレクトした本が、手書きのおすすめポイントが書かれたカードと共に並んでいます。
ここから好きな本を部屋に持ち込んでもいいし、事前にアンケートに答えるとスタッフがその人に合った本をセレクトしてくれる「ブックマッチング」サービスなどもあって、まさにキャッチコピーにもある「私の本を見つけるホテル」なのです。
本だらけの空間にすでにかなりテンションが上がっている私ですが、「癒しのねこルーム」が気になりすぎるあまり、まずは部屋に向かうことにしました!

エレベーターを降りると、そこにも本がずらり。各階ごとにテーマにちなんだ本がセレクトされているそうで、私が宿泊した10階は「やさしい気持ちになりたくて。」こちらも部屋に持ち込むことができるそうなので、気になる本を選んでお部屋へ……。

そしていよいよ「癒しのねこルーム」に突入!
部屋に入ってまず目に飛び込んできたのは、猫。可愛らしいぬいぐるみがベッドにちょこんと座っていました(笑)。さらに部屋をぐるりと見渡すと、たくさんの猫本がお出迎え。
そうなのです! ねこルームにあるのは、全て猫に関する本なのです!!

日頃から猫に関する本はよく購入しているのですが、部屋には知らなかったジャンルの本や知っていたけれど読んだことのない本がたくさんあったので、ますますテンションアップ。
早めにお風呂に入り、スマホの電源を落とし(ここ重要!)、猫本の世界に没頭しつつ、いつの間にか寝落ちしていました(笑)。
普段なかなか、まとまった読書の時間が取れずにいたので、本だけに集中できる空間、最高でした!

【BOOK HOTEL神保町】
住所:東京都千代田区神田神保町2-5-13
アクセス:地下鉄半蔵門線・三田線・新宿線「神保町駅」よりすぐ、JR 総武線「水道橋駅」より徒歩 11 分、地下鉄東西線・半蔵門線・新宿線「九段下駅」より徒歩 7 分、JR 線・総武線「御茶ノ水駅」より徒歩 12 分

猫本を探すならここ! 「神保町にゃんこ堂」

翌日は、本屋さん巡りを予定していたのですが、朝起きると雪予報の冷たい雨。残念ながら予定を変更し、どうしても行きたかった猫本専門店と猫写真展のみ立ち寄ることにしました。
まずは、BOOK HOTEL神保町から徒歩5分程の場所にある「神保町にゃんこ堂」へ。名前の通りの猫本専門店で、約600種類/2000冊以上の猫に関する本が並んでいます。

みぞれまじりの冷たい雨の中向かうと、オーナーさんが「どうぞゆっくりしていってくださいね」と温かく迎えてくださいました。ありがたいことに、ほぼ全ての猫本が立ち読み可能なのです!
さらに猫雑貨なども置いてあるので、あれも欲しい!これも可愛い!と見ていると時間を忘れてしまうほど。欲しいものだらけで、選ぶのが大変でしたが、本2冊と雑貨を購入。

さらに、本を購入すると猫のイラストが可愛いオリジナルのブックカバーをつけてくれるのも楽しみの一つ。天気予報が雪でなければ、ずっとここで猫本に囲まれていたいと思うような居心地の良さでした。
定期的に立ち寄りたい大好きな本屋さんです。

【猫本専門店「神保町にゃんこ堂」】
住所:東京都千代田区神田神保町2-2姉川書店内
アクセス:地下鉄半蔵門線・三田線・新宿線「神保町駅」よりすぐ
営業時間:10:00-18:00
定休日:日曜日

思わず爆笑! 冲昌之写真展「これネコ それネコ」

最後に向かったのは、東京ミッドタウン内のフジフイルム スクエアで開催していた沖 昌之写真展『「これネコ それネコ?」―にゃんだふるな日常―』。

この写真展は、人気のネコ写真家の冲さんが約2年間撮り溜めた作品の中から厳選した約40点を展示したもの。冲さんならではのユニークな視点で撮られた写真は、普段あまり目にしないネコの面白い、不思議な日常ばかりで、写真を見ながら何度も吹き出してしまいました。

実は冲さんとは、猫島での撮影や写真展などでご一緒させていただくことが多いのですが、ご本人も実に猫っぽい方なのです(笑)。冲さんが撮影していると不思議と猫が集まってきて、肩や膝に乗ったり、実にリラックスした表情を見せてくれたり……。今回も冲さんだからこそ撮れる写真ばかりで、「よくぞこの瞬間を捉えた!」と思う傑作ばかり。見た人は必ず笑顔になれる素敵な写真展ですので、ぜひご覧くださいね。

東京展は終了してしまいましたが、8月から大阪、札幌、名古屋で巡回展があります。また、写真集「これネコ それネコ?」も発売中で、こちらも猫好きさん必見の写真集に仕上がっていますよ。おすすめです!

というわけで、今回は猫本と猫写真をたっぷり堪能してきました!
これからもまた猫と猫情報を求めて、あちこち出かけたいと思っていますので、ぜひお付き合いくださいませ。

この記事を書いた人

フォトグラファー
野中典子

野中典子

猫と暮らし始めたことをきっかけに「成長の記録を綺麗に残したい」との思いで一眼レフを購入。写真にこだわったブログを始めたところ評判になり、少しずつライター、フォトグラファーとして仕事の依頼が来るようになりました。現在は猫の魅力をより多くの人に伝えたいとの思いで、「猫写真家さくらもえぎ」として雑誌、カレンダーへの写真の提供、写真展への参加など猫愛全開で活動中。

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