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【震災】心身ケアに役立つ「どこでもできる」ストレッチ&呼吸法

  • 2016.4.20
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今回の九州地方の地震で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

いつ収まるとも分からない余震のストレスは相当なものでしょう。どこに避難されていても身心ともにお辛い状況が続いていらっしゃることと思います。

そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、慣れない避難先でも身心の疲労をケアできるストレッチをご紹介します。

 

■下半身の血流不足を防ぐ「ふくらはぎ」ストレッチ

慣れない避難先での生活では、ゆっくり体を伸ばすことができず血流不足になる恐れがあります。長時間、窮屈な体勢をとり続けているとエコノミークラス症候群にもなりかねません。

さらに、暖かい季節になってきたとはいえ、足腰が冷えることも考えられます。

そんな時は、どこでも出来る簡単なストレッチを試してみてください。

(1)片膝を立て(写真では左)、反対の足を前方へ伸ばしてかかとを立てます。

(2)両手をついて体を支え、息を止めないように上体を足に近づけていきます。体が硬い場合は、机や椅子、壁などにつかまって行いましょう。

(3)痛気持ちいと感じる場所で、ゆっくり呼吸しながら15秒ほどキープします。

(4)反対側も同様に行います。

 

■眠る前は足首を30回まわしておく

ふくらはぎをほぐすと、下半身に溜まった血液が心臓に戻りやすくなります。

循環を良くするために、眠る前は足首を30回ずつゆっくり丁寧に回しておきましょう。ふくらはぎが動いているのを意識しながら行うことが大切です。

 

■ストレスケアと血流改善には「完全式呼吸法」を

不安な毎日が続き、慣れない環境下での生活は身心に大きくストレスがかかることでしょう。そんな時は、“完全式呼吸法”を。自律神経を整え、全身の血流を良くしてくれます。

(1)体の力を抜きます。このとき、座り姿勢でも立ち姿勢でもOKです。

(2)ゆっくりと細く長い息を意識しながら呼吸を続けます。

(3)お腹→胸→肩→喉の順番に膨らませながら身体中に息が入るイメージで、息を吸います。腹式呼吸→胸式呼吸の順番です。

(4)吐く息の時は、吸う息と逆の流れで胸→お腹の順でリラックスさせていきます。

(5)慣れるまでは、5秒で吸って5秒で吐きましょう。慣れてきたら吸う息の倍の長さで息を吐くようにしてみてください。

 

心身のストレスは日を追うごとに積み重なります。そのままにしておくといつか疲れ切ってしまいますね。少しでもいいので、体を動かし血を巡らせるストレッチと呼吸法を試してみてください。

一刻も早く余震が収まり、安心した日常が取り戻せますよう心よりお祈り申し上げます。

【筆者略歴】

※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ g-stockstudio /shutterstock

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