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元夫から面会の連絡「パパが会いたいって。どうする?」娘の回答は?自業自得の結果に<モラ夫から脱却>

  • 2025.4.1

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナちゃんと3人で暮らしています。とてもやさしく紳士的だった夫は、結婚後にモラハラ化。家事も育児も丸投げし、夜には無理やり行為に及び、カスミさんは毎日我慢を強いられる生活を送っていましたが、夫がモモナちゃんにけがをさせたことで限界がきて、家を出ました。

モラハラ気質の改善を夫が図ったことで、一時は関係修復の兆しが見えていた2人。しかし、浮気を疑った夫の罵倒と暴力が決定打となり、カスミさんは離婚を決意。

話し合いでは、夫に暴言を吐かれて暴力まで振るわれそうになったカスミさん。しかし、無事に言いたいことをすべて伝えて離婚届を提出しました。

夫は結婚生活を振り返り、厳しかった自分の父親と同じように、自分も家族から笑顔を奪っていたことを改めて自覚します。離婚を「一家の恥」とする両親が毒親だったと気づき、距離を置いて、反省と戒めに徹する人生をスタートさせたのです。

シングルマザーになったカスミさんは、思い切って田舎へ移住。カフェでの仕事も見つかり、穏やかに過ごしていました。

「お店を任される」そんな話も出て、カスミさんとモモナちゃんの笑顔が増える中、元夫から連絡がきて……。

大切な娘と歩む新たな人生

「今日でモモナも小学2年生か。久しぶりに会いたいな、会ってくれるかな?」

元夫は、カスミさんにそんな思いを伝えます。

しかし、モモナちゃんには面会を断られてしまいました。

毎日夫の顔色をうかがい、暴力と暴言に怯え、つらい生活を強いられていたカスミさんは、幸せで平穏な生活を手に入れました。

モモナちゃんの笑顔を大切にしながら、新たな人生を歩み始めたのでした。

育児に関与せず、モモナちゃんにしっかりと愛情を伝えていなかった元夫。モモナちゃんが、父親に無関心になるのも当然です。これはすべて、夫が家庭を顧みず、娘を大切にしてこなかった自業自得の結果でしょう。

カスミさんに罵声を浴びせる様子を見ていたモモナちゃんからすると、恐怖心のほうが強いのかもしれません。

そして、元夫のモラハラに長く耐え忍んでいたカスミさんは、ようやくモモナちゃんとの幸せな生活が実現しました。これからは自分たちの意思を大切にしながら、自分らしく生きていけるといいですね。そして、つらく苦しい思いをした分だけ、より幸せになってほしいと願っています。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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