「アジェンダ」という言葉を聞いたことはありますか?
学校ではあまり使われませんが、会議やニュース、SNSのビジネス系の投稿などでよく登場します。
なんとなく聞いたことはあるけれど、はっきり意味がわからないという方も多いかもしれません。
今回は、「アジェンダ」がどんな意味なのか、そして日本語でどう言いかえられるのかを、わかりやすくご紹介します。
アジェンダの意味は?
「アジェンダ(agenda)」は、英語で「やること」や「予定されていること」という意味があります。
日本語で言いかえると、「話し合うこと」や「会議のテーマ」といった意味になります。
たとえば、こんなふうに使われます。
今日の会議のアジェンダは3つあります。
これは、
今日の会議で話し合うテーマは3つあります。
と言いかえることができます。
日本語でどう言いかえる?
「アジェンダ」は次のような日本語に言いかえることができます。
- 議題(ぎだい)
- 話し合いの内容
- 会議の項目
- 検討事項
- 予定表(※内容によっては)
どれも少しかたい表現ですが、要するに「何を話すか」「どんな順番で進めるか」をまとめたもの、というイメージです。
こんなふうに言いかえられます
- 「アジェンダを配っておきます」 →「会議の話し合い内容を配っておきます」
- 「この件はアジェンダに入っていません」 →「この件は話し合いの項目に入っていません」
- 「次回のアジェンダを考えておいてください」 →「次回の会議のテーマを考えておいてください」
ちょっとした言いかえですが、言いたいことがぐっとわかりやすくなりますね。
外来語を見直してみよう
「アジェンダ」のように、なんとなく使っているカタカナ語はたくさんあります。
意味をしっかり知っておくと、人に説明するときにも困らず、自分の理解も深まります。
すべてを日本語にする必要はありませんが、「どういう意味だろう?」「言いかえると?」と考えることは、言葉のセンスを磨くいいトレーニングにもなります。