みなさん、いなり寿司はお好きですか?わが家では人気メニューの1つで、よく自家製しています。"おいなりの皮"は、味のついた既製品もありますが、実は油揚げをしょうゆと砂糖で煮ればOK!ちょっとしたコツを踏まえれば、誰でも簡単に作れますよ。そして、お財布にもやさしい(笑)。中に詰める酢飯のアレンジメニューも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください♪
「オールお手製のいなり寿司」
材料(16個分)
すしあげ(※)…8枚
濃口しょうゆ…大さじ1と小さじ1
砂糖…小さじ2
みりん…小さじ2
水…大さじ1
※すしあげとは、関西地方のスーパーなどでよく目にする、いなり寿司用の油揚げです。
もし、すしあげ以外の油揚げを使うときは、サイズに合わせて調味料を加減してくださいね。
すしあげは、1辺が7cmほどの正方形で、8枚入りのものを100円ほどで購入できます。
1枚を半分に切って煮ていくので、16個分のおいなりの皮ができます。調味料を足したとしても、1個7円ほどでいなり揚げができちゃいます♡
それでは、作っていきましょう!
すしあげを半分に切る。
ひたひたの水(分量外)を入れ、強めの中火で加熱する。
沸騰したら湯を捨てて油抜きをし、濃口しょうゆ、砂糖、みりん、水を入れる。
フタをして、弱めの中火でコトコト煮る。
汁気が少なくなるまで煮たら、出来上がり。
焦がさないよう注意!
コツは、しっかり“油抜き“をして“弱火“で煮含めること。
油抜きをすることで、味の染みが良くなります。
酢飯を詰める
温かいご飯(300g)に、砂糖(大さじ1)、酢(大さじ2)、白だし(小さじ1/2)を合わせたすし酢を回しかけて、切るようにしゃもじで混ぜ合わせる。
すし酢は、市販のものでもOK。
おいなりの皮の切り口を開いて、酢飯を詰める。
酢飯を詰める量によって、出来上がる個数は変わってきます。
今回は、酢飯300gで約16個ほどできました。
お好みで、酢飯に白いりゴマ(適量)を混ぜ合わせるのもオススメ!
ご飯は、黒米入りの雑穀米に代えてもOK。
すし酢と合わせるときれいなピンク色になり、見た目もかわいいですよ♪
また、すしあげを半分に切る際、横に切るか斜めに切るかで形を変えられるのも自家製ならでは。そのときどきで、お好みに形を変えて作ってみてくださいね。
斜めに切れば、三角形のいなり寿司の出来上がり。
お弁当箱に入れやすいように、切り方を変えてもいいですね。
お次は、おいなりの皮を使った、アレンジメニューをご紹介します。
もちっとジュワ~♪「いなり餅」
切り餅(1個)を縦半分に切って、おいなりの皮(2枚)に詰める。
耐熱皿にのせて、500Wの電子レンジで40秒加熱する。まだお餅が固いようなら、500Wで10秒加熱して様子をみる。
お餅がびよーんと伸びて、口の中で甘辛い汁がジュワッと広がります。
腹持ちもいいので、小腹が空いたときにもGOOD。
麺でツルっとさっぱり♪「いなりそうめん」
茹でたそうめん(適量)をフォークでクルクル巻いて、おいなりの皮に詰める。
お好みで、小口切りにした青ねぎや白いりゴマを散らして、めんつゆ(適量)をかける。
味変として、そうめんにふりかけのゆかりⓇ(適量)を混ぜ合わせるのもオススメ!
ゆかりⓇの爽やかな風味と、おいなりの皮との組み合わせがあと引くおいしさで、ついつい手が伸びる一品です。
お揚げといえば「きつねうどん」
水(300ml)に、おいなりの皮(2枚)と白だし(大さじ1と1/2)を、鍋に入れて一煮立ちさせる。そこに、茹でたうどん(1袋)を加えて、さらに一煮立ちさせる。
お好みで、乾燥わかめ、揚げ玉、七味唐辛子をトッピングして完成。
おいなりの皮の甘辛い味が、だしに染み出て最高です♡これを食べると疲れも吹き飛ぶ~!
たくさん煮て「冷凍保存」も可能!
余ったおいなりの皮は、冷凍保存もOK。
冷凍可能なジップの付いた保存袋に入れて、冷凍庫で保存しておくと、2週間ほど日持ちします。
食べる際には、冷蔵庫に数時間置いて自然解凍を。さらに、レンジ対応のお皿に移して、電子レンジなどで加熱してから使ってください。
また、酢飯を詰めたいなり寿司の状態で冷凍保存もできちゃいます。
いなり寿司を2つずつ冷凍可能なラップに包み、ジップの付いた保存袋に入れて冷凍庫へ。こちらも2週間ほど日持ちします。
食べるときは、2個のいなり寿司をラップに包んだまま、500Wの電子レンジで2分加熱。
一度冷凍したものを電子レンジで加熱するので酢飯の酸味は少し飛びますが、ご飯がよりもっちりした食感になるんです♡
この食感を味わいたいがために、わざわざ冷凍保存しちゃうほど(笑)。
食べたいときにサッと解凍して、片手で手軽に食べられるのがいいですね。
おいなりの皮を手作りすると、手間はかかりますが自分好みに作れてアレンジ自在。
一度にたくさん作って冷凍保存すれば、食べたいときにすぐ食べられます。
物価高騰の今、おいしいだけでなくお財布にもやさしいなんてうれしい限り♪
みなさんも、ぜひ「自家製おいなりの皮」を作って楽しんでみてくださいね。
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