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【シェフ脇屋の簡単中華】大根が具材とは珍しい…「大根と鶏のあんかけ焼きそば」作ろう!ほくほく食感♪

  • 2025.3.31

袋入りの焼きそば麺はリーズナブルで、ランチによく使います。今回は、中華の巨匠・脇屋友詞シェフが、自身のYouTubeで紹介していた「大根と鶏のあんかけ焼きそば」に挑戦!焼きそばに大根を入れたことがないのですが、合うのかしら?と興味津々。具材は大根、鶏ひき肉、青ねぎとシンプルですが、漬け物を少し加えて酸味を付けるのが脇屋シェフ流でした。他では見たことのない珍しいレシピなので、さっそく♡



漬け物がポイント!「大根と鶏のあんかけ焼きそば」を作ってみた!

脇屋シェフは高菜漬けを使っていましたが、漬け物は何でもよいとのこと。今回は、たくあんで作ってみます。



【材料】(2人分)
大根…300g ※今回は細い大根23cmを使用
塩…3g ※大根用
鶏ひき肉…100g
高菜漬け(市販)…30g ※今回はたくあん30gを使用
青ねぎ…適宜 ※今回は4本使用
焼きそば麺…2袋
しょうゆ…小さじ1 ※焼きそば麺用
ゴマ油…小さじ1 ※焼きそば麺用
太白ゴマ油…大さじ1強

(あん用調味料)
チキンスープ…150ml ※今回はお湯150mlに鶏ガラスープの素小さじ1を溶かしたものを使用
酒…大さじ2
塩…小さじ1/2 ※漬け物の塩分を見て調整
こしょう…少々
しょうゆ…少々
水溶き片栗粉…大さじ2 ※今回は水大さじ2に片栗粉大さじ1を溶かしたものを使用
ゴマ油…大さじ1

1. 大根を5cm長さの拍子木切りにし、塩を振って揉み、しんなりとするまでおきます。



塩揉みして大根の水分を抜いておくと、あんかけ用の調味料の味がしっかり入り、焼きそばの具としてなじみやすくなるようです。焼きそば麺を炒め終わるまで、このまま置いておきました。

2. 青ねぎをざく切りに、漬け物を粗みじん切りにします。



青ねぎは、5cm長さ程度に切りました。脇屋シェフは高菜漬けを使っていましたが、今回はたくあんを用意しました。漬け物は、野沢菜漬け、白菜漬け、たくあんなど、どんな種類でもいいとのこと。

3. 耐熱容器に、焼きそば麺を入れます。電子レンジ(600W)で2~3分加熱し、ほぐしてゴマ油としょうゆを全体にまぶします。



焼きそば麺をあらかじめ温めておくと、ふわっと火が入り、焼き時間を短縮出来ます。



加熱した焼きそば麺に、ゴマ油としょうゆで下味を付けるのがポイントです。

4. フライパンに太白ゴマ油を引き、中火で熱します。3の麺を広げ、両面に焼き色が付くまで焼きます。



パチパチという音からシュルシュルという音に変わると、焼き色が付いた合図。今回は片面を3分焼いてひっくり返すと、一部にこんがりと焼き色が。反対の面も、3分ほど焼きました。



両面が焼けたら、キッチンペーパーを敷いたお皿に取り出して全体をほぐし、冷めないようにフタなどを被せておきます。

5. 4のフライパンを中火で熱し、鶏肉を色が変わる程度に炒めます。漬け物を入れて少し炒めたら、1の水気を絞った大根を加え、混ぜ合わせます。



鶏肉は1分程度炒めると、色が変わりました。たくあんを入れてサッと炒め、水気を絞った塩揉み大根を加え、全体を混ぜ合わせました。

6. 酒とチキンスープを加え、フタをして少し煮ます。青ねぎと、味見して塩、こしょう、しょうゆを加えて混ぜ、水溶き片栗粉でとろみを付けます。最後に、ゴマ油で香りを付けます。



酒とチキンスープを加えたらフタをし、2分ほど煮て、大根の中まで火が通るようにしました。

青ねぎを加えて味見してみると、ちょうどいい塩味。今回は塩を加えず、こしょうとしょうゆだけを加えることに。使う漬け物によって塩味が異なるので、必ず味見をして、塩の量を調整してくださいね。



火を止めて水溶き片栗粉を加えたら、再度、弱火に点火。火にかけてとろみを付けると、ドロッと硬めに仕上がりました。最後にゴマ油を加えて香りを立たせ、お皿に盛り付けた麺にかけたら完成!


やさしい味わいの塩系あんかけ♡大根がほくっとしていて存在感あり!



中華の巨匠・脇屋シェフ直伝の「大根と鶏のあんかけ焼きそば」が、完成しました。拍子木切りにした大根と鶏ひき肉がたっぷりと入っていて、豚肉や海鮮が入ったあんかけ焼きそばとは、少し違った印象。

香りがとっても穏やかで、わずかにゴマ油の香りが漂います。



お箸でひと掴みすると、どろっとしたあんが麺に絡んで、麺と具に一体感が♪食べてみると、あっさりとした塩系の味わいで、ヘルシーな食べ心地です。

拍子木切りにした大根は、麺よりも太くてほくっとした食感ですが、やわらか!細い麺と一緒に食べても違和感はなく、むしろ存在感が出ていていい感じです。

今回はたくあんを加えましたが、酸味が少なめのタイプだったので、あんかけに酸味はそれほど付きませんでした。けれど、具材の大根とは違う、コリッとした食感がいいアクセントになっています。

焼きそば麺は焼き色が付くまで焼いたので、麺の香ばしさが引き立ち、あっさりとやさしい味わいのあんかけと相性抜群。高級感のあるおいしさに仕上がっていましたよ。

新発見!塩系でやさしい味付けのあんかけなら大根も焼きそばの具になる♪



中華の巨匠・脇屋友詞シェフのYouTube『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』で作っていた「大根と鶏のあんかけ焼きそば」。これは、大根をおいしくいただける、脇屋シェフならではのアイデア焼きそばでした。

瑞々しい大根を塩揉みして余分な水分を抜くことで、焼きそばの具にしても味がぼやけません。また、あっさりとした鶏ひき肉とやさしい塩系のあんにも、よくなじんでいました。

今回は材料の漬け物に、酸味の穏やかなたくあんを使用。高菜漬けやしば漬けのように、少しパンチがあるタイプの漬け物を使うと、やさしい味わいにメリハリが付きそうです。

ソース焼きそばのような重たい感じはなく、大根がたっぷりと入っているので、とてもヘルシーな食べ心地ですよ。大根を焼きそばでおいしくいただけるなんて、脇屋シェフの、このレシピだけかも!

簡単に高級感のある味わいに仕上がるので、おすすめです。ぜひ、瑞々しい大根で作ってみてくださいね。

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