先週、これまでパトロンを務めていた慈善組織「サンタバリー」を離れることを発表したヘンリー王子。関係者が「かつてないほど孤独な状況」に陥っていると新聞「サン」に話している。
ヘンリー王子がパトロンを辞めることを発表するのとほぼ同じタイミングで、英国ではチャールズ国王が一時公務を離れることを公表。国王は昨年初めにがんの診断を受けたことを明かし、今も治療に取り組んでいる。今回公務を休むことになったのは、その副作用のために入院しなくてはいけなくなったから。でもヘンリー王子は父の容態を知らず、ニュースで初めて入院したことを知ったという。
関係者は同紙に「ヘンリー王子はかつてないほど孤独な状況だ」と証言。イギリスの家族をとても恋しく思っているが、「誰も彼と話をしていない」と語っている。最近はモンテシートの自宅をほとんど出ない日々を送っているとか。一方メーガン妃は3月初めにNetflixで番組の配信が始まって以来、外に出る日が続いている。関係者曰く「ヘンリーは最初ウィリアム皇太子のスペアだった。今はどんどんメーガン妃のスペアになってきている。非常にみっともない状態だ」。ロイヤル時代の友達とももちろん疎遠。「王子は男性の友達たちとただビールを飲んで楽しみたいと思っている。でも今の彼の友達は、メーガン妃の友達の夫たちだけだ」。交友関係もメーガン妃中心になっていると話している。
王子がサンタバリーのパトロンを離れたのも、メーガン妃が一因になっていると報じられている。事件が起きたのは2024年4月。サンタバリーはマイアミでポロのチャリティマッチを開催したが、メーガン妃がサンタバリー側に知らせずにサプライズで来場したため、表彰式で舞台上の動きが混乱してしまった。妃が新任の女性理事長に向かって「ヘンリー王子の隣に立つな」と指図している風景をカメラがキャッチ。それがネット上に拡散した。ネット上は「妃はヘンリー王子に女性が近づくのが気に入らないらしい」「隣に立つのも許せないほど嫉妬深い」と大騒ぎ。王子はこれを見て、理事長にメーガン妃を擁護する声明を出すように要求。しかし理事長は「サセックスのPRマシーンにはならない」と王子の要求を拒否した。これが王子と理事長の関係を悪化させる要因になったと報じられている。理事長は「サンタバリーにとってサセックスというブランドは有害だ」とまで批判している。
サンタバリーは王子が亡きダイアナ妃を偲んで立ち上げた組織で、来年で20周年を迎える。その組織でもうまくいかなくなってしまった王子が、これからどこに居場所を見出すのか注目が集まっている。