【漫画】清楚系彼女に負け倒すイケメン彼氏がかわいい…「キャラ設定どタイプ」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「コミックDAYS」にて連載されている漫画『かわいいのは俺である』の第1話『出会いがしらの敗北』をピックアップ。作者である漫画家の八寿子さんが、2025年1月10日にX(旧Twitter)に「清楚系彼女に負け倒すイケメンの話」というタイトルを添えて投稿したところ、7万件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事では八寿子さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
イケメン彼氏×清楚系彼女のパワーバランスが面白い…
「わりわり遅れたー」と言いながらやってきたのは、チャンネル登録者数100万人の有名ダンス系インフルエンサーグループのビジュ担当・ユキ。
ユキの彼女で、清楚系女子の百合乃は「んもー」「15分遅刻!」「何か言うことないのぉ?」と口を尖らせている。
2人が話していると、「わっあの男子めちゃ顔良〜」「てかroughのユキじゃん!」「ええーあれ彼女!?」と周囲にいた女の子たちがザワつき始めた。ファンを撒きながらやってきたというユキは、「15分で済んでるだけ感謝しろよなぁ」と強気な様子を見せる。
すると百合乃は、ぐいっとユキの手を引いて人目のつかない場所へと移動し、キスをした後に「もう一回聞くね?」「なんか言うことないの?」とユキに圧をかける。
その圧に負けたユキは、「遅刻してすみませんでした…」と言うと、百合乃の顔は怖い表情から、笑顔に変わった。
先ほどまで強気だったユキだったが、百合乃には敵わない。これが2人の本当のパワーバランスらしい。強気な百合乃に「路地にかくれてあげたの感謝してね?」と言われたユキは、「はい…」「ありがとうございます…」とお礼を言うしかなかった。
そんな2人の出会いは、約1年前にユキが主催した飲み会まで遡り…。
この漫画を最後まで読んだ人たちからは、「かわい…」「やばいやばいやばい」「好き…」「キャラ設定どタイプ」「尊い」「おもろかわいいが大渋滞」など反響の声が多数寄せられている。
注目ポイントは“ユキのかわいい表情”
――『かわいいのは俺である』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
これくらいシンプルな女攻め×男受けのラブコメがずっと描きたかったのですが、当時お世話になっていた媒体では「シンプル過ぎる」という理由でなかなか企画が通らず、ガス抜きにSNS漫画として描き始めたのがきっかけです。
――「飽きっぽい彼氏はちょっと」という百合乃の目の表情が非常に印象的でした。本作を描いたうえ で「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
ユキのかわいい表情です。これから関係性が変わるにつれてもっとかわいさにバリエーションが出せると思うので、楽しみにして頂きたいです。百合乃の表情は怖くなりすぎないように気をつけていて塩梅が難しいのですが、お気に留めて頂けて嬉しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
2話目のサイゼのトイレでのユキの体育座りです。かわいすぎてこのあとの話でも何度か膝を抱えさせています。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
ずっと恋愛ものを描いているので、とにかく「この二人相性が良い!」と思えるカップルの形を作って、そこからストーリーを練っています。
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
当たり前のことではあるんですが、多少時間がかかっても、キャラがどこを見ているのか視線だけはぼやけないよう心がけてます。顔をバランスよく描くのが苦手なので…。
――今後の展望や目標をお教えください。
目標はコミックスの売り上げが100万部を超えることです。出来たらこの作品で達成したいのですが…。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
作者もユキと百合乃をかわいいかわいいと思いながら描いているので、ぜひ一緒にかわいがってもらえると嬉しいです!!