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【元グラドル・小阪由佳の新連載!】渋谷でスカウトされました。

  • 2016.4.20
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【元グラドル・小阪由佳の新連載!】渋谷でスカウトされました。


【グラドルから保育園へ】vol. 02

キッカケは、芸能人あるある

そもそも、私が芸能界に入るキッカケとなったのは、渋谷でのスカウト。タレントがそう話しているのを、よく聞いたことあるよね。「109の前でスカウトされるのを待ちたい」という地方の女の子の夢を叶える番組があったほど、芸能人の王道ストーリーだったんだ。だけど、芸能界なんて他人事だった私は、街を歩いているだけで声をかけられるなんて、「水商売などの勧誘では?」と疑っていたの。

疑心暗鬼だったけれど……。

だから自分が渋谷で声をかけられたときも、何かの勧誘か、高額な物を買わされるんじゃない?と思って、ずっと上の空で聞き流していた。でも、声をかけてきたその人が、私と同じ中学校だったことが発覚して、びっくり。そこから、一気に親近感がわいてしまって。こんなことで警戒心を解いてしまうのが、また若さゆえのイタいところなのだけど、“同じ学校のよしみ” ってことで、後日オーディションを受けることになったの。なんのオーディションかは、知らなかったのだけど、呼ばれたから行ったんだ。今思えば怖い話だよね。本当に変なことをされなくてよかったと思う。

初めてのオーディション

はじめて呼ばれたオーディションは、レースクイーンの選考会だった。当時の心境は「とにかく帰りたい」気持ちでいっぱい。理由は、前日に付き合っていた彼氏の浮気が発覚して、別れを告げたばかりだったから。なんでよりによってこんな時に……と、自分の運のなさを呪いながら、ため息の連続。「カメラに向かって笑ってみて」といわれても、正直無理だよね。10代の頃なんて恋愛第一主義だったし、それ以外の幸福なんて知らないからさ。けれどそんな思いとは裏腹に、まるで何かを捨てたところに新しい空気が入ってきたように、物事は新しい道へとトントン拍子に進んだの。オーディションで審査員として入っていた別の事務所の女性が、「この子、うちにちょうだい」と言ってくれたんだ。

就職先は、グラドル

それがきっかけで私は、グラビアアイドルへ。あれよあれよと事は運んでいった。私は、「NO」といえない人間ではなかったんだけど、こうもすんなりと受け入れてしまったのは、声をかけてくれたその女性が綺麗すぎたからだと思う。将来やってみたい夢はあったけど、目先の現実にやりたいことがなかった私は、とりあえず、就活戦争に勝てずフリーター生活を送るよりはいいだろうと、浅はかな気持ちで、就職先を芸能界に決めた……。

こさか ゆか/保育園プロデューサー

リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。

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