【吹きこぼれ対策】台所に“あるもの”でもう吹きこぼさない！カンタン裏技を紹介！

身近なモノで「吹きこぼれ」を防げる！

パスタやそうめんなどを茹でているときに起きてしまう「吹きこぼれ」。少し目を離した隙にうっかり吹きこぼして、後片付けで大変な思いをした人も少なくないのでは？今回は身近にあるもので吹きこぼれを防ぐ方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

いかにして泡を消すかがポイント！

そもそもなぜ吹きこぼれは起きてしまうのでしょうか。お湯を沸騰させると鍋底で発生した気泡は水面で弾けて消えますが、吹きこぼれが起こるのは麺類を茹でたり、牛乳などを加熱するとき。麺類に含まれるデンプンや牛乳などに含まれる脂肪がお湯に溶け出すと、水面に膜ができて泡を消えにくくすると言われています。

泡が消えないまま膜を上へ上へと押し上げることで、吹きこぼれが発生。また小麦には界面活性作用を引き起こす成分が含まれており、沸騰で発生した泡を消えにくくしてしまうという説もあります。

木べらや菜箸で防ぐ！

吹きこぼれを防ぐ方法のひとつ目は、茹でるときに鍋のフチに木べらを置くというもの。沸騰して上がってきた泡を木べらが潰してくれるため、それだけで吹きこぼれを防げます。木べら以外にも、菜箸2本を「×」の形にして鍋のふちに置いておくという方法も。木べらを置いた時と同じような効果がありますが、木べらや菜箸は焦げてしまうこともあるので注意しましょう。

鍋の底に「金属製」のスプーンを置くのもOK

鍋の上ではなく、金属製のスプーンを鍋の底に置く方法もおすすめです。こちらは沸騰した際のお湯の流れが複雑になり、気泡が分散して吹きこぼれを防止するという仕組み。ホームセンターなどにも吹きこぼれを防ぐグッズが置いてありますが、金属製スプーンと同様の仕組みで吹きこぼれを防いでくれるものです。

少量の油も吹きこぼれを防ぐ！パスタにおすすめ

茹でる際に少量の油を入れるのも効果的。油を入れることで、水面に膜が作られるのを防いでくれます。ゆで上がった食材に油がついてしまうため、向いていない調理もあるので注意しましょう。パスタを茹でるときに使うと、油のおかげでゆで上がったパスタが絡まりにくくなるのでおすすめですよ。

ごはん作りで忙しいときに、吹きこぼれは起こしたくないですよね。専用のグッズを用意しなくても、台所にあるもので簡単に吹きこぼれを防げるのでぜひ試してみてください。

（LASISA編集部）