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「拒食症」「骨のよう」女性アスリート(34)の体型への誹謗中傷にファンや母が力強く擁護!

  • 2025.3.30

スコットランドの陸上選手で10,000mチャンピオンのエイリッシュ・マッコルガンは、彼女を批判したボディシェイマーに対し、母親やSNSのフォロワーたちから温かいサポートを受けている。

来月のロンドンマラソンに向けてトレーニング中のエイリッシュは、土曜日にランニングマシンで疾走する動画を投稿し、「壁の一点を見つめながら12マイル(約19km)走るのが大好き…」とコメントを添えた。

「今週は70マイル(約113km)を走破。ランニングマシンで800mのレップをこなしたよ」とも報告。

すると、一部のコメントでは摂食障害を疑うような声が上がった。「骨」と書き込むユーザーや、「もっとタンパク質を取るべき」と意見する人、「こんなに走ってカロリー足りてるの?」と疑問を投げかける人も。中には「トレッドミルで走るただの拒食症の女の子」と言う人までいた。

こうした批判に対し、ファンたちはすぐさまエイリッシュを擁護。「少しでも力になればと思ってコメントします。あなたは本当にインスピレーションを与えてくれる存在。これからも素晴らしい姿を私たちに見せてね。私の娘にはあなたのようなロールモデルが必要だから」とエールを送る人や、「この無知で否定的で、ただの嫌がらせみたいなコメントにはとても残念に思う。あなたは見た目も実力も素晴らしいし、ロケットみたいに走りが速いわ!みんな、ランニング技術や体の仕組みに詳しいエリートトレーナーにでもなったつもりなのかしらね?」と憤る声も。

「口ばかりの自称エクスパートや無知なネット荒らしは無視して」とエイリッシュを励ます人もいれば、「エリートアスリートに食事の量や走り方を指導しようとするなんて」とボディシェイマーに呆れる人も。もちろん、彼女の走りを称賛する声は多く、「ストライドが素晴らしい!」「ペースはわからないけど、とにかく速い!飛んでるみたいだね!」と、彼女の実力を称えるコメントも相次いだ。

母リズ・マッコルガンがエイリッシュを擁護

彼女の母親であり、1988年ソウル五輪の10,000m銀メダリストで元世界チャンピオンのリズ・マッコルガンも、娘への否定的なコメントをコラージュにしてSNSに投稿し、エイリッシュを擁護している。

彼女は、トップアスリートの体型の違いやエネルギー消費への無理解を非難し、こう訴えた。「世の中には、背が高くて細い女性もいれば、小柄でふくよかな女性もいる。私たちの体は千差万別。 エリートランナーは体脂肪が少なくなるもの。それを理解せずに好き勝手言っている人たちは、本当に無知。適切に食事をとってエネルギーを補給しなければ、特にマラソンではパフォーマンスを発揮できないのよ」

さらに、エイリッシュがわずか24時間で浴びせられた誹謗中傷の数々に驚きを隠せない様子で、「オンラインでこんなバカげたコメントを投稿して、女性アスリートに嫉妬したり、貶めたりするのはもう終わりにするように」と呼びかけた。

今後、同様の誹謗中傷が他のアスリートにも向けられれば、精神的に深刻な影響を及ぼす恐れがある。「私が親として心配なのは、エイリッシュのことではない。彼女は強い性格だから大丈夫。でも、すべての若いアスリートが同じように強いわけじゃない。外見に関する心ないコメントに傷ついてしまう子たちがいることが何より心配」とコメントを残している。

※この記事はイギリス版ウィメンズヘルスの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

Text: Kate Cheng Translation : Yukie Kawabata

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