予約が取れないと話題の和食店「賛否両論」店主の笠原将弘さん。実家が焼き鳥屋さんだったため、子どものころから毎日のように鶏肉を食べていたそうで、いちばん好きな肉はと聞かれたら「鶏肉!」と答えるほどの鶏肉好き。そんな笠原さんが最近夢中になっているのが鶏むね肉。ヘルシーなうえにお買い得なので、食品の値上げが止まらないいま、みんなの家計を助けてくれる強い味方です。今回は、笠原さん渾身の鶏むねレシピの中から、「鶏むねスパイスカレー」の作り方をご紹介。
「鶏むねスパイスカレー」の作り方
鶏むねには、さらりとした煮汁でスパイスの香るカレーがよく合います。
材料(2人分)
鶏むね肉:1枚(約300g)
玉ねぎ:1/2個
セロリ:50g
トマト:1個
にんにくのすりおろし:1かけ分
しょうがのすりおろし:15g
塩、こしょう:各適量
A
コリアンダーパウダー、クミンパウダー、カイエンペッパー、カルダモンパウダー:各小さじ1
ターメリックパウダー、あらびき黒こしょう:各小さじ1/2
B
水:1カップ
酒:1/4カップ
みりん、しょうゆ:各大さじ2
サラダ油:大さじ2
温かいごはん:適量
作り方
1.玉ねぎとセロリはみじん切りにし、トマトはざく切りにする。
2.鶏肉は皮をはいで3つに切り分け、一口大のそぎ切りにし、皮は2cm四方に切る。
3.フライパンにサラダ油、玉ねぎ、セロリ、にんにく、しょうがを入れて塩小さじ1を振り、中火にかけていためる。しんなりしたらふたをしてときどきまぜながら10分ほど蒸しいためにする。
4.トマト、Aを加えて中火のまま全体がなじむまでいためる。B、鶏肉と皮を加えてまぜ、ふたをして弱火にして15分ほど煮る。塩、こしょうで味をととのえる。
煮汁のベースができてから加える。むね肉は火が通りやすいのであと入れです。
皮も加えることで煮汁の旨みが増します。
5.ごはんを茶わんなどに入れてから器に返して盛って4を盛り、あれば細ねぎの小口切りをごはんにのせる。