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両親へ離婚報告「女ごとき躾られないのか!」父親の罵声で異常さに気付いて…決断<モラ夫から脱却>

  • 2025.3.30

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナちゃんと3人で暮らしています。とてもやさしく紳士的だった夫は、結婚後にモラハラ化。家事も育児も丸投げし、夜には無理やり行為に及び、カスミさんは毎日我慢を強いられる生活を送っていましたが、夫がモモナちゃんにけがをさせたことで限界がきて、家を出ました。

モラハラ気質の改善を夫が図ったことで、一時は関係修復の兆しが見えていた2人。しかし、浮気を疑った夫の罵倒と暴力が決定打となり、カスミさんは離婚の意思を固めました。

話し合いの際、夫は別れたくない気持ちからカスミさんを責めた挙句、殴りかかってしまったのです。暴力を回避したカスミさんは、夫に「今回の経験を次の家庭に生かして」と伝えてその場を立ち去ります。そして離婚届を提出し、モモナちゃんのもとへ。

一方、夫は結婚生活を振り返り、厳しかった父親と同じように自分も家族から笑顔を奪っていたことを改めて自覚し、涙します。

実家へ帰省し、両親にも離婚したと告げたところ……。

毒親との決別

「一家の恥」

「女をしつけられなかった無能な男」

離婚を両親に報告すると、父親から心無い言葉を浴びせられた夫。そこで初めて「女の人をモノのように扱うんだな。俺もこんなだったんだな」と父親に対して違和感を覚えます。

両親に失望した夫は実家と距離を置き、再び家族と暮らす日を夢見て、反省し続ける人生を歩み始めたのでした。

息子がつらい思いをしているにもかかわらず、一切寄り添うこともせず世間体を気にして、罵声を浴びせる父親。そんな父親を止めようとしない母親も、父親と同様に毒親であり、モラハラの被害者でもあるのでしょう。

厳しい両親の影響を受けて育った夫。モラハラ加害者の会で多くのことを学んだおかげで、両親の異常さに気付き、毒親だったのだと再認識することができました。

過去の行いを悔い、反省する気持ちも大切ですが、それを気づかせてくれたカスミさんや娘に感謝しながら、これからは自分らしく人生を歩めるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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