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「このままでは産めません!」逆子が直り普通分娩に。順調かと思いきや…出産直前に医師が驚愕!実は!

  • 2025.3.30

里帰りでの出産を予定しており、里帰り前の最後の健診のときに逆子が判明しました。そのため、予定より早く実家近くの産院を受診しました。そのときも変わらず逆子だったので、「外回転術を施そう」と言うことになり、入院が決定。

医師を驚かせたおなかの赤ちゃん! なぜ!?

入院する日、もう一度エコーで検査してみると頭位に戻っていました。そこで外回転術での入院はなくなったのですが、その3日後の妊婦健診でまた逆子に……。さすがに外回転も時間がないので、帝王切開での出産が決定し、入院が決まりました。

その後、入院し、剃毛や下剤などで手術の準備が万全になったころに再度エコーをしてみると、またもや頭位に戻っていたのです。そこで帝王切開はなくなり、また逆子になる前に産んでしまいましょう!ということで、陣痛促進剤を投与しお産に入ることになりました。陣痛も1・2分間隔で今にも出て来そうなとき、ふと先生がエコーで確認してみると、なんともう一度逆子に! 流石に逆子で下からは産めないので急きょ、張り止めを投与され、そのまま緊急帝王切開となり、無事に出産しました。

◇ ◇ ◇

先生もこんなに、「くるくる回る事例は初めてで、まさか陣痛が終盤に来てるころに最後の最後で回るなんて……」と仰っていました。無事に生まれてきてくれたことは本当によかったですが、もう少し、スムーズに出てきてほしかったなと思っています。何よりも、巷で言われるように「お産は何があるかわからない」と言うのは本当なんだなと改めて感じています。

※外回転術は、妊婦さんのおなかの上から逆子(骨盤位)になっている赤ちゃんを回転させて、頭位にする方法です。外回転術は、頻度は低いものの破水や常位胎盤早期剥離などの合併症のリスクがあります。そのため、産婦人科診療ガイドラインでは実施の際に一定の条件を満たしていることを確認するよう推奨しています。

著者:瀬野凪咲/30代女性・会社員/0歳・1歳の男の子の母。建設業で勤務中。万年ダイエッターをしています。

イラスト:さくら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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