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【自然乾燥の髪=生乾きの洗濯物!?】ブス髪になるNG行動6選

  • 2025.3.29

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教えてくれたのは……

毛髪診断士・美容師

丁子恵さん

女優やモデルが足しげく通う東京・青山にある“美髪ケアサロン”、「RESALON」の統括マネージャー。VOCE本誌のヘア企画でも指南役をつとめる健やかな髪づくりの伝道師。美容師の資格も所有。

1.“シャンプーを頭皮に直塗り”は髪ダメージの元凶

丁子恵さん

シャンプーを手に取ったあと、ダイレクトに頭皮に揉み込んでいる人は要注意! 泡立ちにくくなることで髪の摩擦ダメージを防ぎにくくなるだけでなく、頭皮の皮脂詰まりの原因になることも。シャンプーは毛先につけて、毛先を泡立てネットに見立てて空気を含ませるように泡立ててから頭頂部にその泡を移動させて洗うのが正解です。


2.“生え際の洗い残し”は、前髪のクセやニキビの原因に!

丁子恵さん

顔と髪の境目にあたる生え際は、顔を洗うときもシャンプーのときも忘れられがちな“洗い残しゾーン”。その部分は毛穴が詰まりやすくなり、前髪のうねりや生え際のニキビにつながっているケースが少なくないと感じます。シャンプー時にご自身が生え際だと思っている位置よりもう1~2cm、顔のほうまで洗う意識を持ちましょう。もし、生え際にシェイディングをのせる、ファンデをしっかり塗り込んでいる、などメイクをしているなら、クレンジングや洗顔もしたほうが◎。


3.“自然乾燥の髪=生乾きの洗濯物”!? ドライヤーを使わないと雑菌が繁殖しやすく!

丁子恵さん

約10万本もの髪が密集して生えている頭皮は蒸れやすいため、髪が濡れたまま放置すると雑菌が繁殖しやすくなります。生乾きで放置してしまった洗濯物が臭うのは雑菌が繁殖するからなのですが、自然乾燥だとそれに近しいことが頭皮で起こると考えると、怖いですよね。頭皮に雑菌が繁殖すると、痒みや赤み、抜け毛など多くの髪トラブルの原因になります。毎日面倒でもドライヤーをかけることが、健やかな髪を育て、頭皮環境を整えるカギに!


4.20代でも他人事ではない! スマホの見過ぎが原因で“薄毛の低年齢化”!?

丁子恵さん

髪は、血液に含まれる栄養をもとに育ちます。そのため、栄養を運んでくれる血液の流れを促すことが美髪づくりの必須条件となります。ですが、現代人はスマホやパソコンの見過ぎで前かがみ姿勢になる時間が長いため、肩こりや首こり、側頭筋がコリやすく、頭部に血液が届きにくくなっています。スマホを見る時間を減らすのが難しいようであれば、肩を回す、簡単なストレッチをするなど、コリをほぐす努力をするだけでも未来の髪に差が!


5.オイルをつけてヘアアイロンを当てると髪が“揚げ物”状態に!

丁子恵さん

アウトバス仕様のヘアオイルは、間違った使い方をすると、髪に大変なダメージを与えるので気を付けたいところ。避けてほしいのは、ヘアアイロンの前の塗布です。髪を熱のダメージから守る感覚で使われがちですが、実際には“油+高温”によって髪はこんがり”揚げ物” 状態に。ドライ前のアウトバスヘアオイルはごく少量でOKですし、保湿目的であればドライ後に塗っても問題ありません。トレンドのウエットスタイルをつくるために濡れ髪に大量にオイルを塗ると、ドライヤーの熱だけでも”揚げ物” 状態になる可能性が高いので避けましょう。


6.“朝シャンしてNO保湿”は、老け髪を加速させる!

丁子恵さん

美しい髪を守りたいと思うなら、シャンプーのタイミングは夜がおすすめです。それは、人間の体は、寝ている間に成長ホルモンが働いてリセットされるから。夜、髪を洗わずに雑菌がウヨウヨいるような状態だと、それを退治することに“リセット機能”が使われてしまうため、健康的な髪が育ちにくくなります。また、“朝シャン”をすることのデメリットも。寝ている間に分泌された皮脂によるバリア効果が取り除かれてしまうため、紫外線などの外的な刺激から頭皮を守りにくくなります。朝、洗髪をする必要がある人は、頭皮の保湿&紫外線ケアをマストにしましょう。


撮影/石沢真美 モデル/山口真佑奈 取材・文/金子優子

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