ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は28日(日本時間29日)、本拠地ドジャースタジアムでのタイガース戦に「2番遊撃」で先発出場。8回裏に一時勝ち越しとなる今季1号、10回裏には試合を決めるサヨナラ2号2ランを放った。
■終盤で値千金の本塁打を連発
東京シリーズは体調不良で欠場、本拠地開幕戦から戦列復帰を果たしていたベッツ。この日は2本の本塁打で、圧倒的な存在感を見せつけた。
1本目は終盤8回裏、2-2の同点から一時勝ち越しとなる今季1号ソロ。試合は抑えのタナー・スコット投手が捕まり延長戦へ突入、2点ビハインドの10回裏にドジャース打線が奮起し、マイケル・コンフォート外野手とウィル・スミス捕手の適時打で再び追いついた。
さらには、大谷翔平投手が右前打でチャンスメーク。1死2、3塁の好機で打席に入ったベッツは、相手5番手ボー・ブリスキー投手の8球目チェンジアップをすくい上げると、打球は角度30度、速度96.7マイル(約155.6キロ)で左翼スタンド最前列へ。この日2本目の本塁打は、値千金のサヨナラ2ランとなった。
MLB公式Xは、この動画をすぐさま投稿し「ムーキー・ベッツのサヨナラホームラン!信じられない男だ!」と、惜しみない賛辞を贈った。
悲鳴のような大歓声の中でベースを1周したベッツは、チームメートが待ち受ける歓喜の輪へホームイン。ドジャースは開幕から無傷の4連勝を果たした。
MOOKIE BETTS WALK-OFF HOMER! UNBELIEVABLE!
— MLB (@MLB)