「梅流し」とは？
「ダイエットを始めたいけれど、なかなか続かない」「すぐに効果を実感したい！」そんな人にぴったりなのが、SNSでも話題沸騰中の“梅流しダイエット”です。短期間でお腹をスッキリさせるこの方法は、多くのインフルエンサーやダイエッターが実践しています。今回は、即効性のある梅流しのやり方とより効果的にする方法を詳しくご紹介します。
梅流しとは、梅干しと大根を煮たものを食べて腸内環境をリセットする方法です。梅干しに含まれるクエン酸は腸を刺激し、腸の働きを活発にする効果があります。また、腸内の機能を回復させ、下痢を止める働きがあるため、腸内環境を整えるのに役立つでしょう。
一方、大根は約95％が水分でできており、腸内で便を柔らかくする働きがあります。このため、便秘解消に効果的です。さらに、大根には食物繊維や消化酵素も含まれており、これらが便秘解消をサポートします。このように梅干しも大根も便秘解消効果を期待できる食品です。梅干しと大根を組み合わせた梅流しは、便秘解消効果を最大限に引き出し、お腹をスッキリさせる方法として注目されています。
食べ方にもポイントがあります。まず、煮汁を茶碗一杯分飲みます。次に大根や梅干しを食べながら、汁も飲み進めましょう。そして鍋が空になるまで汁まで全て食べきることが大切です。「途中で味に飽きてしまった……」というときには味噌を付けて食べてもOK。最後までおいしく食べきれますよ。
ネット上には、食べてから1時間ほどでお腹がぎゅるぎゅるとしだし、短時間で9回もの便意を感じた体験者もいました。さらに、おいしかったという声も多く、おいしく腸内環境を整える方法として人気があります。
「梅流し」の作り方
一人分の梅流しに必要な材料は、大根1/2本、梅干し2〜3個、出汁用の昆布15グラムのみです。
（1） まず、鍋に水1.5リットルと昆布を入れ、冷蔵庫で半日ほど寝かせて出汁を取ります。時間がない場合は、30分ほど置くだけでもOKです。
（2） 中火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出します。
（3） 大根を2センチほどの輪切りにして鍋に加えます。大根が柔らかくなったら、梅干しをほぐしながら入れ、さらに5分ほど煮て完成です。
昆布を使うことが面倒なときには、顆粒出汁を使ってもOK。その場合は、沸騰したお湯に顆粒出汁を入れてから大根や梅流しを煮てくださいね。
「梅流し」をより効果的にする方法
基本的には、ファスティング後に梅流しを行うとよいとされていますが、ファスティング無しでも効果を期待できます。より効果をアップしたい人は、梅流し後の食事に気を付けるのがおすすめです。梅流しは低カロリーであるため、次の食事内容によっては血糖値が急上昇してしまうかもしれません。血糖値が急上昇すると、余分な糖が脂肪として蓄積されてしまいます。予防として、梅流し後の食事を軽くしたり、血糖値が上がらないように野菜から食事を摂ったりして食事を工夫しましょう。
また、腸内環境を整える目的で梅流しを行うなら、週に1回程度を目安にすると効果的です。梅流しは空腹時に行うのが理想です。お腹が膨れている状態で行うと効果を感じにくくなります。また、鍋一杯分を食べるので、お腹が空いた状態でないと食べきれない可能性も。しっかりお腹をすかせた状態で行うために、夕食の代わりに行ったり、夕食を抜いて朝食として行ったりするのがおすすめです。即効性が高いため、時間に余裕があるときでないと難しいかもしれません。トイレにいく余裕のあるタイミングで試してみてくださいね。
【まとめ】梅流しは、梅干しと大根を煮たものを食べて腸内環境を整える方法で、便秘解消や腸内リセット、ダイエットに効果的です。実際に試した人々の声では、「驚くほど快腸になった」という声が多く、高い効果を感じた人が多くいました。特に便秘になりがちな人や、暴飲暴食が多い人は効果を感じやすいようです。むくみが気になる人は、むくみ防止として行えますよ。その効果は高いですが、体調が優れないときには避けた方がよいかもしれません。体調や時間的な余裕をしっかり考慮した上で、試してみることをおすすめします。
（natsu）