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関水渚“クロミ”が灰原家に最後の晩さんを提供「やはり悪魔だった」の声<家政婦クロミは腐った家族を許さない 最終回>

  • 2025.3.29
最恐家政婦・クロミ(関水渚)の物語が終幕 (C)「家政婦クロミは腐った家族を許さない」製作委員会

【写真】クロミ(関水渚)に助けを求める翠(藤原紀香)

関水渚が主演を務めるドラマ24「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜夜0:12-0:42ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第12話が3月28日に放送。“ファミリー・パニックホラー”と銘打たれたとおりの、血まみれの最終回を迎えた。(以下、ネタバレを含みます)

最恐家政婦によるファミリー・パニックホラー

同ドラマは、きづきあきら+サトウナンキの同名漫画が原作。「理想の家族」を追い求め、常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)=クロミが引き起こすファミリー・パニックホラー。

関水演じるクロミが従事する灰原家のキャストとして、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠を藤原紀香、その夫・蒼太を高橋光臣、長男・千翠を阿久津仁愛、長女・緋莉を大熊杏優が扮(ふん)する。

血まみれの灰原家で最後の晩さん…

緋莉を追い出し、蒼太を殺害と、“偽物の家族”を排除した千翠。そこに翠の元夫で千翠の実父・一馬(丸山智己)が現れ、喜ぶ。

だが、クロミに促されて一馬に立ち向かった翠との言い争いを聞いてしまった千翠は、一馬の目的がお金だったことを知り、ショックから一馬を絞殺した。

狂気に支配された千翠は翠に「ご飯作ってくれるんでしょ?早くして」と希望。そこに「奥さま、私がお手伝いしますよ」とクロミが現れ、千翠には自分の負けだと言い、自室で待機するように促した。そして料理を用意すると、翠に「隠し味です」と毒薬を手渡した。

場面は切り替わり、ダイニングテーブルのロウソクに火をともすクロミ。テーブルに翠と並んで座る千翠は「やっと本当の家族がそろったね」と笑う。千翠の視線の先、向かいの席に座っていたのは、すでに息絶えている一馬だった。まさに狂気の最後の晩さんだ。

提供されたミートボールを懐かしみながら口に入れた千翠は、毒が回って亡くなる。続いて翠もミートボールを食べた。死の間際、翠はクロミに「緋莉をお願い」と頼むのだった。

クロミの「真の家族になれた」にゾクッ

その様子を見届けたクロミは、「なんてステキな家族の絆なんでしょう。あんなにすれ違っていた家族が、思いをぶつけあって、最後には分かり合えた。真の家族になれたんですね」とほほ笑んだ。

そこから第1話冒頭で描かれた、警察が現場検証している灰原家のシーンへとつながった。生存者として見つかったクロミは演技をしていたのだ。

3カ月後、クロミは再会した緋莉に、かつて自分を助けてくれた本物の黒見白華から譲り受けて大事にしていたペンダントをプレゼント。そして「緋莉さまには私がいます。どこにいってもずっとクロミが緋莉さまを見守り続けています」と告げた。

緋莉を除いて、狂気に彩られ、血まみれの灰原家が恐ろし過ぎた。ただ、それを引き起こしたクロミが最も怖い存在であることは間違いなく、鳥肌ものだった。SNSには「クロミがやはり悪魔だった」「緋莉もクロミみたいに怖い家政婦になるのかな」「久しぶりにエグいドラマ楽しかったです」「キャストの演技に圧倒された」などの感想が上がった。

また、ラストで「私の理想の、私の家族」を見つけるためにクロミが家政婦として新たな家族の元へ向かったことから、続編を期待する声も寄せられている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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