20代前半のころ、家族以外の結婚式に初めて呼ばれる機会がありました。当時、冠婚葬祭のマナーに無知だった私がやらかしたこととは……。
防寒を優先した結果…
友人の結婚式は冬場だったので、「寒いから黒タイツをはけばいいや!」と何も考えずに選び、さらにモコモコのファーまで身に着けていた私。
今考えると、結婚式の服装マナーをまったく知らなかったとはいえ、まるでお葬式みたいな足元と、縁起を損ねるかもしれないファーという組み合わせ……完全に若気の至りでした。
毛皮じゃなければセーフ?
当時は、「ファーでも毛皮じゃなければいいでしょ?」くらいの感覚だった私は、人によっては冷酷さをイメージさせるという話を聞いても、「へえ、そうなんだ」ぐらいにしか思っていませんでした。
今思い返しても申し訳なく…
しかし後日、結婚式では黒タイツはあまり好まれないとか、ファーも絶対にNGと言い切れないにせよ、敬遠する人が多いと知り、「ああ、寒さ対策だけで考えちゃいけなかったんだな」と深く反省。今でも15年ほど前のあの装いを思い返すと、申し訳ない気持ちになります。
まとめ
冠婚葬祭はいろいろな慣習やマナーがあるので、何かの節目に呼ばれたときはきちんと確認する癖ができました。最近はなかなか結婚式に参列する機会も少なくなりましたが、もし次があったら、当時の自分に「もうちょっと考えて!」と声をかけてあげたいなと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:杉浦更紗/40代女性・会社員
イラスト/きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室