All About ニュース編集部は3月13~14日、全国の10~60代の男女250人を対象に「都道府県のイメージ」に関するアンケート調査を実施。その結果の中から、今回は「そばがおいしいと思う都道府県」ランキングを発表します。
同率2位:山形県/15票
2位にランクインしたのは「山形県」でした。
山形県の名物「板そば」は、長い板の上に1人~数人前を盛りつけたそばです。通常のそばと比べて、黒く太い麺が特徴的。薄めのそばつゆをたっぷりとつけて、そば本来の味や香りを楽しむことができます。
そのほかにも、出盛りの山菜やきのこがたっぷりと入った鉄鍋に、茹で上がったそばを入れて食べる「月山山菜そば」、イカ下足のプリッとした食感がやみつきになる「げそ天そば」などが名物として知られています。
回答者からは「蕎麦といえば山形というイメージがあって水も綺麗で空気も綺麗そうだから」(10代女性/宮城県)、「コシが強くてしっかり食べごたえがあります。そばの太さも少し太めなのでそばの香りも強くて美味しいと思います」(20代女性/宮城県)などの声が上がりました。
同率2位:岩手県/15票
同じく2位に選ばれたのは「岩手県」です。
盛岡市・花巻市を中心とする地域の郷土料理として有名な「わんこそば」。1口サイズのそばを、給仕さんがお客の椀に次々といれていくというスタイルで提供されるそばです。県内には「わんこそば」を提供する店が点在。地元の常連客はもちろん、観光客でもにぎわっているようです。
回答者からは「わんこそばの印象が強いから、そばのイメージがある」(30代女性/東京都)、「岩手県に行った際、わんこそばに挑戦したところ適当なそばが出てくるかと思いきや何杯食べても飽きのこないおいしい味だったから」(20代男性/埼玉県)と、「わんこそば」に関するコメントが多く寄せられました。
1位:長野県/122票
1位には、「長野県」が選ばれました!
長野県といえば「信州そば」というほど、代表的な郷土料理。冷涼な気候やおいしい水に恵まれた同県では、風味が豊かなそばが育ちます。
日本三大そばの1つである「戸隠そば」は、そばの実の甘皮をとらずに挽いて粉にした「挽きぐるみ」というそば粉を使用。麺棒1本を使って丸く延ばして仕上げるのが特徴的で、食べるとそばの香りがぐっと引き立ちます。
回答者からは「蕎麦といえば長野というくらい有名で水が美味しくてきっと蕎麦も美味しいだろうというイメージです」(50代女性/兵庫県)、「長野県にはそばやがたくさんあるがよく調べて地元の人にも人気の店にいったら本当に美味しかった」(60代女性/東京都)などの声が上がりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:児玉 友梨 プロフィール
1987年東京都生まれ。フリーライター。地方に移住し、農業の傍ら地域の魅力や暮らしに役立つ情報を中心に寄稿しています。
文:児玉 友梨