年々ペットを飼う方の人口は増加していると聞きます。ペットを飼っている方からすると、ペットは家族同然。筆者もペットと共に暮らしている人のうちの1人なのですが、あるときから愛猫に関する悩みが生まれてしまったのです。今回は愛猫とのエピソードを紹介します。
家族に
私が結婚したとき、旦那以外にもう1人の家族ができました。
それは旦那が結婚以前から飼っていたペットの猫。
一緒に暮らし始めたときの愛猫の年齢はすでに10歳でしたが、徐々に私にも懐いてくれて、私にとっても特別な存在に。
そんな愛らしい愛猫ですが、年齢の割に気性が荒い点があります。
しかしそんなことは気にならないくらい、毎日の愛猫との生活を満喫していました。
動物病院へ
愛猫と暮らし始めて半年ほど経った頃、愛猫に異変がありました。
どうやら便の出が悪いようで苦しそうにしています。
心配になった私は、愛猫を近所の動物病院へ連れて行くことに。
愛猫は慣れない病院という環境と、持ち前の荒い性格で、先生や看護師さんを威嚇してしまいました。
すると先生から「この子はちょっと凶暴すぎてうちでは預かれません。浣腸だけはしておくので家で様子を見てください。」と言われてしまったのです!
その後は自宅で様子を見て、すっかり体調も元通りに。
ただ私はこのことをきっかけに「今後この子に何かあったとき、どうしたらいいの? うちの子を受け入れてもらえる病院はないものか」と悩むようになりました。
セカンドオピニオン
初めての動物病院から2年が経った頃、またしても愛猫が便秘で苦しむ姿が見受けられました。
今回は前回とは別の病院へ連れて行くことに。
「また診てもらえないと言われたらどうしよう……。」と不安を抱えながら動物病院へ向かったのですが、その不安は一瞬で打ち消されることになりました。
診察室へ入ると看護師さんは魔法のような素早さで、愛猫を猫用のキャリーバッグから出し、あっという間に猫の首元にエリザベス(猫や犬が不調のときにつける保護具)を装着。
その後もきつく押さえつけるような感じではなく、猫が安心するようにと「大丈夫だよ~、もうちょっと頑張ろうね~。」と終始優しく声かけをしてくれました。
そうこうしているうちにあっさり診察は終了。
愛猫が激しく暴れたり、威嚇したりすることはありませんでした。
結論
最初の病院で愛猫への悩みが生じた私でしたが、病院を変えたことで悩みはあっさり解消。
もちろん、最初の病院も決して悪い病院ではないように感じましたが、猫にとっても先生や看護師さんとの相性が重要なんだと感じた出来事でした。
【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。