ヘアメイク笹本恭平の推しコスメ vol.29【ハレの日メイク編】
オトナミューズでも大変お世話になっている、人気ヘアメイクアップアーティストの笹本恭平氏。月に一度の連載という形で、毎月テーマに合った笹本氏の‟推しコスメ”をご紹介！ 今回は入園式や入学式といった「ハレの日」がテーマ。主役はあくまでも子ども（そこをお忘れなく！）なので張り切り過ぎるのも違うし、だからといってナチュラルメイクだと服装も相まってちょっと地味かも。という訳で、品よく好印象な‟いい塩梅”の顔が作れるコスメをピックアップしてもらいました。ハレの日に向けてセット買いできるように、（たまたまですが）プチプラなラインナップに。
【Fujiko】写真で老けないためにもチークは必須
Fujiko メロメロチーク 01 メロメロピーチ ￥1,760（かならぼ・4/3発売）
「フジコさん、またすごいチークを作っちゃいましたね～。ツヤっというよりもふんわりのる感じがハレの日にぴったり！ 春っぽいし、品のある自然な血色感が出せます。しかもこのコーラルカラーはどんな色の肌にも合う。甘くなり過ぎず、ヘルシーで柔らかい印象に見せてくれます。普段あまりチークをしないという人も、ハレの日だけは絶対につけてください！ というのも、そういうときって、必ず写真を撮りますよね!? チークを塗ってないとえらい老けて見えますから気をつけて。服装もネイビーやグレーのスーツだったりするので、なおさら。このメロメロチークはリキッド状で、チークが苦手な人でも簡単に上手く塗れるので本当にオススメ」（笹本さん以下同）
ふんわりセミマットな仕上がり。どんな肌色にも合うコーラルカラー
【OPERA】誰が見ても好印象な粘膜ピンクリップ
オペラ グロウリップティント 305 ベイビーピンク￥1,980（イミュ）
「いわゆる粘膜リップのひとつ。それくらいナチュラルなピンクです。個人的にはリップもパキッとした色というよりは、なじみカラーをセレクトする方がベターかなと思います。ツヤパールがフレッシュさを演出してくれるし、色で主張しなくとも十分！ それにこれは、ティント処方＆ノールックで塗れちゃうところもナイスなんです。誰が見てもやり過ぎてないし、素敵に見える、そのラインを狙っていきましょう」
洗練されたミルキーピンク
【Visée】簡単に自然な陰影が作れるパレット
ヴィセ ダブル ムード アイズ ￥1,540※編集部調べ（コーセー）
「アイメイクには自然な陰影が作れるアイシャドウパレットを。春の新色ですが、これがまあ使いやすいのなんのって。どれもなじみカラーで主張し過ぎないんだけど、質感とかニュアンスで目元に奥行きが出るんです。オススメの使い方は、真ん中のベースカラーをまぶた全体にのせ、左下のパールカラーを二重幅広め＆下まぶた全体にON。ここまででもOKですが、あとはお好みで、華やかさを足したい人は右上のグリッターカラーを目頭にのせたり、目元を締めたい人は右下のマットカラーをラインっぽく際に引いたり、色みを足したい人は左上の濃いパールカラーを重ねたり、自由に使ってください。そのくらい使う人に委ねても失敗する心配がない、いいパレットかと！」
「お子さんの卒園式、卒業式を迎えられたみなさん、おめでとうございます。そして、4月は入園式や入学式が控えている、という方もいるかと思います。そういったハレの日、いつものメイクでいいのか、ちょっと迷ったりしますよね。今回紹介したアイテムは、どれも品よくフレッシュな印象に見えるということを意識してセレクトしました。たまたまですが、どれも2,000以下というプチプラコスメなので、その日のためにセットで買っていただいても！ もちろん、普段使いにも推せるアイテムなのでぜひ。オフィスでもデートでもぜひぜひ」
こちらで紹介したものは笹本氏のおすみ付きなので、迷わず購入しちゃってくださいな。来年もお楽しみに！
笹本恭平さん
ヘア＆メイクアップアーティスト。ファッション誌やビューティ誌などで、その人自身や服にさらりとなじむヘアメイクを提案。エッジとコンサバ感を絶妙に同居させた、独自のテイストが評判に。著書に『コンサバメイク革命』（講談社）がある。
photograph:MAYA KAJITA［e7］
otona MUSE Ｈ