【写真】「乃木坂46を引っ張っていける人になる」願いを込めたランタンを飛ばす梅澤美波&小川彩
乃木坂46メンバーによる2人旅に密着するドキュメントバラエティー「乃木坂、逃避行。SEASON2」の第12回が、3月28日にLeminoで配信。第12回は引き続き3期生の梅澤美波と5期生の小川彩が台北を巡る。その中で小川がキャプテン・梅澤との忘れられない思い出を語る場面があった。(以下、ネタバレを含みます)
“晴れ女”梅澤「使い切っちゃったかな」
台北旅2日目の昼下がり、2人は台北郊外の基隆にある十分老街に向かう。ノスタルジックな街並みに線路が走り、ランタンに願い事を書いて空に飛ばす「天燈上げ」が名物になっているエリアだ。午後の天気は雨模様で、「晴れ女」を自称する梅澤は「使い切っちゃったかな」と苦笑い。
この街は平渓線という鉄道の線路が商店の目と鼻の先を走っていて、映画のような街並み。にぎわう人波の中でも小川は約束通り、梅澤のことを「美波さん」と呼んでいく。一緒に入った土産店で何を見ても「かわいい」となってしまうキャプテンは、もはや品物と小川、どちらに向けて言っているのか分からなくなってくる。
もう一度街路に出てみると、突然の花火の音にびっくりしつつ、十分を代表する静安吊橋を渡ってみる。「雨が降ってるけど、霧が出てて幻想的」という情景になった。そんな中で花火に挑戦してみると、ロケットのように飛び出す光と音の迫力は想像以上だったが「怖ーい!」とはしゃぎながら楽しむ2人だった。
ゆったりした時間が流れるカフェを見つけて体を温めると、乃木坂46でのこれまでとこれからに思いをはせていく。加入してから3年あまり、最年少メンバーとして先輩・同期から愛されてきた小川にも間もなく後輩ができる。
梅澤が「後輩ってめっちゃ刺激的。4期生が入ってきたとき、焦りもあったし。焦ったりする?」と話すと、小川は「(6期生には)一緒に活動できるのが楽しみっていう気持ちが大きくて。先輩たちみたいになりたいけど、なれるかなって心配はあります」と素直に打ち明ける。それでも梅澤は「もう先輩みたいだよ」と小川の成長ぶりに太鼓判。
小川「感動しちゃって」
小川にはキャプテンとの間に忘れられない思い出があり、それは2023年のライブ公演「新参者」でのことだった。「梅澤さんが5期生にメッセージ付きの差し入れをくれて。表には出してないけど、分かってくれてるんだなって思えることが書いてあって、感動しちゃって」と思い出して涙ぐむ小川に、「人として素晴らし過ぎて、真っすぐ頑張ってほしい」と応える梅澤。
小川の愛らしさをめでるだけでなく、「間違いなく乃木坂の先頭になる人だから」と全幅の信頼を寄せていることを素直に伝えて、エールを送る。「あーやなら大丈夫」とのキャプテンからの熱い言葉に、強くなる決意を新たにする小川だった。
そして、いよいよ名物のランタンに願い事を書いていく。まず「身長が伸びますように」と書く小川は「目指せ梅澤さん(170cm)越え」と笑う。さらに「乃木坂46を引っ張っていける人になる」とつづり、梅澤も「キャプテンとして皆を幸せにする」と誓いを書く。それに、プライベートでかなえたいことととして「カニ食べ放題に行けますように」「あーやをいろんな所へ連れて行く」ともつづって、夢がたくさん詰まったランタンは空に飛んで行った。
台北最後の夜には西門で、マンゴーの実がたっぷりのかき氷や梅澤一押しの火鍋を味わう。「全部楽しかった」という小川の笑顔に、緊張がほぐれた梅澤。ランタンに書いた願い事通りに「カニ食べ放題行こうね」「いろんなとこ連れてってください」と、“あーや”“美波さん”と呼び合う関係は続いていきそうだ。
◆文=大宮高史