橋本環奈がヒロインを務める連続テレビ小説「おむすび」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)が3月28日に最終回を迎えた。(以下、ネタバレがあります)
栄養士となったヒロイン・結の奮闘を描く
「正直不動産」シリーズ(NHK総合)や「監察医 朝顔」シリーズ(フジテレビ系)の根本ノンジが脚本を担当する「おむすび」は、“ギャル魂”を持つ平成元年生まれのヒロイン・結が食で人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティー”。
最終週、3月24日からの第25週「おむすび、みんなを結ぶ」は、それぞれの道を歩み始めた結(橋本)ら登場人物についての内容となっていた。福岡・糸島に移住することになった愛子(麻生久美子)と聖人(北村有起哉)、NST(Nutrition Support Team/栄養サポートチーム)の活動が一時停止されることになる結、退院した田原詩(大島美優)がやって来た歩(仲里依紗)、それぞれの物語が描かれた。
覚悟を決める歩に結は
28日放送の第125回では、歩から、田原詩を引き取ろうとするのは「一人で育てるとかさ甘かったのかな」と呟いたのを聞いた結。そして結は仮定の話を気にして一歩踏み出さないのはギャルらしくないと勇気づけた。
さらに詩のことを「一人で育てるのではなく、みんなで育てればいい」と話し、歩の背中を押した。
そして、その日の夜、米田家と歩と詩で食事をし、家族になったことをお祝い。結が「おいしい」とほほ笑んだ詩に対して「これから毎日、みんなで食べよう!」と呼びかけると詩は笑顔で「うん!」と頷いた。
そして歩が「みんなであれ行かない?」と言い、5人でプリクラを撮りに行く場面も。その楽しそうな笑顔は、明るい未来を感じさせた瞬間だった。
それぞれの明るい未来に「楽しかった!」などの声が
一年後、結たちは糸島に移住した愛子(麻生久美子)と聖人(北村有起哉)を訪ねる。そこでは佳代(宮崎美子)も含め、みんなでいちごを育てていた。さらに聖人は美容師としての仕事も。それぞれが楽しげに生活している姿と、これまでのプリクラの画像が流れる。そして、神戸の街を見ながらおむすびを食べたところで番組は終幕した。
約半年間に渡り放送された「おむすび」。そのフィナーレに視聴者からは「楽しかったー!」といったコメントや、「良い意味で最終回っぽくなくて、米田家が続いていくことを感じた!」などといった声がSNS上で寄せられていた。