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エルメスのシルバージュエリー「Ecrin d'Argent」がやってくる。

  • 2016.4.20
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今年1月、エルメスは新作を含む7ラインのシルバージュエリーをパリ左岸のブティック内で展示した。タイトルは「Ecrin d'Argent(エクラン・ダルジャン)」。エルメスにおける最初のジュエリーは、1927年、馬具にインスパイアされた「Filet de Selle」で、これはシルバーを革と組み合わせたものだった。エルメスにおいてはシルバーもゴールド同等に貴重な素材とみなされている。現在ジュエリーのクリエイティブ・ディレクターであるピエール・アルディは、シルバーに革に似た温かみを感じているそうだ。

ゴールドに比べて慎ましさのあるシルバーには、右岸よりも左岸が似つかわしいということで「Ecrin d'Argent」の会場として選ばれたセーヴル通り店。地下に作られた角状の小さなスペース内、彫刻のように大理石を用い、ピエール・アルディはジュエリーのための舞台をグラフィカルに作り上げた。グリーンとゴールドが混じり合うシエナ産のカラカタ大理石は美しくも力強く、ピュアなジュエリーの魅力を増幅。ジュエリーの独創性に限らず、インスタレーションも見応えのあるものだった。

パリでの展示より。Galop d'HermèsとMors de bride (左)、Ever Chaîne d'Ancre(中)、Chevauchée(右)。

「Ecrin d'Argent」で発表されたジュエリー中、「Mors de bride(モール・ドゥ・ブリッド)」、「Galop d'Hermes(ギャロップ・デルメス)」、「Licol Hermes(リコル・エルメス)」、「Chevauchée(シュヴォシェ)」の4ラインはエルメスだけあって、乗馬にインスパイアされたものである。「Chevauchée」はここで初紹介された新しいライン。ジャスパーやオニキスなどの石とシルバーの組み合わせで、石には馬の頭などのメゾンにまつわるモチーフが沈み彫りされ、それを透明度の高い無数のダイヤモンドが取り囲んでいる。その指輪やネックレスは、どれだけ長い時間眺めていても眺めあきることのない美しさ!

Chevauchée より。photos:m.Remy-Lonvis

1938年に初登場し、以来エルメスのジュエリーのテーマの定番である「シェーヌ・ダンクル」。繰り返し使われるモチーフであるが、今回発表された「Ever Chaine d'ancre(エヴァー・シェーヌ・ダンクル)」を前にすると、"シルバーにはブラウンダイヤモンドがよく似合う!"と唸らずにはいられない。

Ever Chaine d'Ancreより。photos:m.Remy-Lonvis

この「Ecrin d'Argent」。近々パリと同じ会場構成で日本のブティックを巡回することになった。展示されるのは新作ばかりではなく、ブティックですでに販売されているピースもある。眺めるだけでなく......。

「Ecrin d'Argent」

エルメス そごう横浜店
会期:4月26日(金)~5月9日(月)

エルメス銀座店
会期:5月13日(金)~5月23日(月)

エルメスヒルトンプラザ店
会期:5月27日(金)~6月5日(日)

エルメス 渋谷・東急本店
会期:6月9日 (木)~6月19日(日)

エルメス 伊勢丹新宿店
会期:6月21日(火)~6月27日(月)

エルメス 名古屋三越栄店
会期:7月1日(金)~7月7日(木)

エルメス ジェイアール名古屋タカシマヤ
会期:7月9日(土)~7月18日(月・祝)

www.hermes.com

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