今や生活になくてはならない電子レンジ。時短になるのはもちろんだけど、ガスより光熱費がお得なのも魅力です。もちろん、調理に上手に活用している人も増えていますよね。
そこで今回は、料理家でラク家事アドバイザーの島本美由紀さんに、暮らしの「困った!」を解決してくれる、驚きのレンチン技を教えてもらいました。
知っておくと超便利なテクニックばかり。覚えておいて損はないですよ!
スゴ技①:ピーマンの苦み取り
「子どもが食べてくれない」を解決!
ピーマン4個(約140g)は洗い、へたごと縦半分に切る。断面を上にして耐熱皿に並べ、ふんわりとラップをかけて600Wで3分加熱する。へたや種までおいしく食べられるようになるので、そのまま料理に使って。
スゴ技②:のりをパリパリに戻す
「しけってた」を解決!
庫内にペーパータオルを敷き、しけったのりをのせ、40~50秒加熱する。取り出して、そのまま1~2分放置するとパリッとなる。
耐熱皿にペーパータオルを敷く場合は、できるだけ平らな皿を選んで。
スゴ技③:さめたピザを焼きたてに
「ベッチャリ感」を解決!
耐熱皿にピザをのせ、水50mlを入れた小さめの耐熱容器(またはマグカップ)とともに車庫内に並べる。ラップをか け ずに600Wで50秒加熱する。 水蒸気の効果で生地が固くならずふっくら温まる。
市販のピザ(Mサイズ)1/8カット(150~200g)
※ペーパータオルは「電子レンジ使用可」のものを使用してください。発火のおそれがあるので、加熱しすぎないようにしてください。洗って使えるタイプのものなど、熱に弱いポリプロピレン製のペーパータオルは使用しないでください。
忙しい人の最強の味方になってくれる電子レンジ。上手に活用することで、暮らしのちょっとした悩みも解決できますよ。ぜひチャレンジしてみてください!
【注意事項】
●電子レンジの加熱時間は600Wのものを基準にしています。500Wの場合は1.2倍を、700Wの場合は0.8倍を目安に加熱してください。
●機種により加熱時間や加熱ぐあいに差が出ることがあります。初めは表記より10秒程度短い時間で加熱し、様子をみながら調整してください。
●今回のスゴ技は、フラットテーブルタイプの電子レンジで検証しています。ターンテーブルタイプをご使用のかたは、加熱時間を適宜調整してください。
●スチームオーブンレンジのスチーム機能を使う場合は水をふりかけず、ラップの有無については取扱説明書に従ってください。
●特に表記がない場合、耐熱皿は直径25cm、耐熱のボールは口径20cmのものを使用しています。
教えてくれたのは……
島本美由紀さん
料理研究家、ラク家事アドバイザー。200回を超える海外旅行経験から培った、感性豊かな料理を考案。YouTubeチャンネル「島本美由紀のラク家事CH」等で、電子レンジを使った時短アイディアや、手間なく食べられる調理のコツも続々発信中。