東京・浅草駅の駅ビル「浅草 EKIMISE(エキミセ)」の屋上テラスで “和” のあかりライトアップイベント『プリンセス KAGUYA 浅草』が、2025年4月13日(日)まで入場無料で開催中。東京スカイツリーⓇを背景にして、竹を使った幻想的なイルミネーションが見られます。
浅草駅に出現した光の幻想空間
ライトアップに使われる “竹あかり” は、竹に穴を開けて模様を作り中から光らせるほか、竹を組んだオブジェなどの光りの造形です。竹あかりのゲートや通路、光り輝く巨大な花など、竹で作った美しいイルミネーションは驚きの連続です。
▲東武スカイツリーライン浅草駅
「浅草 EKIMISE」は、昭和6年(1931年)に開業した関東初の百貨店併設の駅ビルです。ネオ・ルネサンス様式の建物は夜になるとライトアップされ、美しい姿が見られます。
▲東京スカイツリーと竹あかりのアーチ
『プリンセス KAGUYA 浅草』が開催されているのは屋上の「浅草ハレテラス」。1階の松屋浅草からエレベータ―で7階に上がり、階段で8階屋上へ向かいます。展示会場の入口は、光り輝く東京スカイツリーに向けて竹あかりを組んだ光のゲートになっていて、気持ちが盛り上がる瞬間です。
▲幻想的な「雲海ゾーン」
ミスト状の霧を使い、光の雲海を発生。東京スカイツリーを背景に、フォトジェニックな光景が見られます。
▲竹鞠の櫓(やぐら)
竹あかりで組んだ櫓に入ることもできるので、無数に吊るされた竹鞠とともに撮影も可能。竹ひごを球形に組んだ竹鞠が、幾重にも重なって見えるちょっと不思議な空間です。
▲花の模様「唐花文」がモチーフ
1300年ほど前に中国から伝わった花のモチーフで、着物の模様などにも使われる「唐花文(からはなもん)」を、竹あかりと花で制作。その前に立って、シルエットで撮影する人も多かったです。
▲細かい造形に圧倒されます!
繊細な穴を無数に開けた竹を、同心円状に組み上げた「唐花文」。近づいて見てみると、その精緻は作り込みに驚かされます。
▲竹あかりで組まれた光のトンネル
歩きながら撮影を楽しめる人気のフォトスポットです。
浅草駅の屋上で光り輝く竹あかりのオブジェたち。東京スカイツリーとともに、絶好のフォトスポットになっています。幻想的な竹あかりの世界を写真に収めてみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 問:PRINCESS KAGUYA 浅草 https://princesskaguya.jp/>