就職活動で避けられないのが、「面接」ですよね。
個人面接や集団面接、グループワークディスカッションやオンラインなど、今や多岐にわたります。
今回は筆者の赤っ恥体験談をご紹介します。
初めての就職面接は超ゆるゆる!? 受かってよかった~♪
私は大学を中退し、一時期フリーターになっていました。
このままでいいのかという不安と、実は「正社員」に憧れがあったのです。
「行動あるのみ!」と、たまたま募集していた、リラクゼーションサロンに面接に行くことになったのですが……。
私は今まで就職活動をしたことがなく、アルバイトの面接しかしたことがなかったのです。
初めての就職面接だったので、かなり緊張していました。
しかしその面接は、拍子抜けするほど緩いものだったのです。
自己紹介してからは雑談が始まり、大盛り上がりで「いつから出勤できる?」と、即座に合格印を頂きました。
それから数年間、セラピストとして楽しく勤務させていただいたのでした。
こ、これが本当の面接……! 緊張で上手く話せない
リラクゼーションサロンを退職後、別の就職先を探していた私。
偶然アロマオイルなどを扱う会社の、事務職の募集を発見したのです。
私にとって条件も良かったので、すぐさま履歴書を作成しました。
そして面接時の失礼のない行動などをネットで調べて、いざ面接へ!
リラクゼーションサロンの時の面接とは違い、重く堅苦しい雰囲気の面接でした。
生まれて初めてのきちんとした面接で、私は緊張して噛みまくり。
そんな私に、面接官は優しく話してくれたのですが……。
かなりいい感じ! これは採用確定では!?
「最後に質問はありますか?」
面接官にそう聞かれたので、
「大丈夫です! 何卒よろしくお願いします!」
と、私は自信満々に言いました。
面接官はやや怪訝な顔をしましたが、そのまま面接は無事終了したのです。
前職のことを話すと「ぜひその知識を役立ててほしい」とまで言ってくれたから、てっきり私は受かったものだと確信していました。ところが……
そうだったの!? 無知って恥ずかしい。大反省です
結果は見事に不合格。
雑談もあっていい雰囲気だったのに、一体どうして? と、落胆するしかありませんでした。
そのことを、就活の波に揉まれた経験のある友人に聞くと、友人は大爆笑。
「最後の質問は、熱意をしっかりアピールするところだよ」
最後の質問で何も言わないのは、入社意識が低いと思われてしまうそうなのです。
入社面接では、当たり前のことなのだそう……。
そんな当たり前のことを本当に知らなかった私は、相手先に失礼な態度を取ってしまったと恥ずかしくなりました。
そして経験が少ないのであれば、もっと事前に調べなくてはいけなかったと、大反省した出来事でした。
まとめ
最後の質問に熱意をアピールするのは任意であり、必ずしも合格に必要! ということではないと思います。会社によっても様々でしょう。
どんなことにも事前準備は大切です。皆様は私の二の舞にならないよう、しっかり調べてから面接を受けてくださいね。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。