1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 引っ越し業者は1社目で最安値をゲット…8人の大家族FPが引っ越しを安く楽に済ませた驚きの方法

引っ越し業者は1社目で最安値をゲット…8人の大家族FPが引っ越しを安く楽に済ませた驚きの方法

  • 2025.3.27

引っ越しは憂鬱なもの。ところが、6人の子育て中のママFP橋本絵美さんの一家は、最近、楽々と引っ越しをすませた。安くあげて、手間もかからず、ゴミも出ない。そんな理想的な引っ越しは、どうして可能なのか。経験を通じた説得力あるノウハウを伝授する――。

※写真はイメージです
引っ越し費用を安く抑えるコツ

新生活がスタートする季節になってきました。新学年のタイミングで引っ越すという方も多いのではないでしょうか。我が家も先日7年ぶりに引っ越しをしました。子連れの引っ越しと聞くと大変なイメージがありますが、今回は大家族でも引っ越しが楽にできた秘訣を伝授します。

引っ越しというとまず業者選びから始まります。ネットで見積もりをしたあとは、実際に自宅に業者が来て見積もりをしてもらう流れになります。我が家の場合は一応何社かに相見積もりを申し込みはしましたが、前回も今回も結局1社目の業者で決めました。見積もり時間の節約のため、相見積もりは同じ日に予約しました。

1社目の業者から今決めてくれたらもう少し安くしますと言われ(前回も今回も言われました)、その際に金額交渉をしました。前回の見積書を取っておいたので、金額交渉の際に役立ちました。相場を知っておくことは大事です。最初の見積額が10万円を超えていたので、「10万円にしてください」と交渉したら、9万9000円になりました。

不用品を安く簡単に処分する方法

荷物が多いと引っ越しは大変です。また、引っ越し代金は荷物の量によって変わってくるので、不用品は引っ越し前に処分しておくことが鉄則です。可能ならば見積もり前に処分しておくと、印象が変わります。

不用品は捨てるのが一番簡単かもしれませんが、料金がかかります。粗大ゴミを出すには予約が必要で、指定可能日がだいぶ先になってしまうこともあるため、早めに予約しておきましょう。ただ、ほとんどのモノは捨てずに次の方に使っていただくことができます。今回我が家もほぼ全ての不用品を捨てずに次の方にまわすことができました。

新居で使わないことがわかっていたキッチンボードは同じマンションの方に譲ることができました。間取りが同じなので家具も使いやすいのです。知り合いに声をかけたり、張り紙をしておくといいかもしれません。逆に新居ではソファーを無料でいただくことができました。

ほぼ全ての不用品を次の方に譲ることができ、新居ではこのソファーを無料でもらった。
「今」必要なものだけ持っている

地元の掲示板サイトとして知られる「ジモティー」では傷があったり、壊れていてもその旨を記載しておけば、部品取りなどで回収してくれます。今回古いエアコンは処分することにしたのですが、エアコンの取り外しも引っ越し業者に依頼すると4000円かかるところが、ジモティーで無料で取り外して引き取ってもらうことができました。ジモティーを利用するときは必ず評価を確認することをおすすめします。

エアコンは「ジモティー」で無料で取り外し引き取ってもらうことができた。

物によってはNPO団体などに寄附することもできます。送料負担で受け付けてもらえるところが一般的です。わが家の近くにはバザー品の寄附を受け付けている団体があったので、普段から不要になったものはすぐ寄附をするというサイクルにしていました。近くにそういう場所がないかリサーチしておくといいでしょう。

わが家の近所にあった、バザー品の寄付を受け付けるNPO法人「おさがりひろば」。

今回、粗大ゴミの料金を払わなくて済んだのは、キッチンボード、エアコンの他には靴箱、コンロ、ベビーカー、物干し、冷蔵庫、シーリングライトなどなど、全部で1万5000円ほどの節約になりました。

普段の生活が整っていると、引っ越しは楽に行うことができます。準備はもちろん、引っ越し先の生活もスムーズです。普段の暮らしを整えて、引っ越しが楽に行えるコツを紹介します。引っ越しだけでなく、子どもが進級したり、部屋の模様替えをするなど生活スタイルを変えるときにもおすすめの方法です。

今必要ではないのに、過去必要だったもの、将来必要になる“かも”しれないもので部屋がいっぱいになっていませんか? “今”必要なものだけに囲まれた暮らしは本当に楽で、スムーズで、快適です。

過去必要だったものや将来必要になるかもしれないモノは実は“執着”であることがほとんど。沢山のモノに囲まれているけれど、暮らしが快適でないのであれば、あなたのまわりにあるモノは間違いなく“執着”の現れです。ちゃんと活躍できているモノは生き生きとしていて、生活を豊かにしてくれているはずです。

将来使う“かも”ではなく、使うと断言できるものは、正しく収納することで快適に暮らすことができます。また過去必要だったものの中でも思い出のつまったものは、思い出を感じることができるように収納してあげれば、思い出も輝くのではないでしょうか。

しまってある思い出は「思い出」ではない

また、使ってないモノをしまいこんであるために、使っているモノが生活スペースにあふれているケースも多々あります。そもそも、しまってあるものは本当に必要なものなのか? と考えてみるのもおすすめです。

私はしまってあるようなものは必要なモノではないと思っています。思い出のものであっても、しまってあるようなら、思い出としての意味をなしてないのではないかと思います。私の思い出はアルバムにしたり、飾ったりしていつでも見られるようにしています。

思い出のアルバムも、いつでも見られるようにしていなければ、思い出にならない。

キッチンも、モノが多い場所です。キッチンを今必要なものに絞っておくと普段の料理も引っ越しもとてもスムーズに行うことができます。引っ越しを機に使わないものを処分するのも一つの手です。やっぱり使わなかったな、洗うのが面倒だったな、ちょっと使いにくかったな、というものは引っ越しを機に処分しましょう。

キッチン用品は便利グッズが沢山ありますが、全ての便利グッズが全ての人に合うとは限りません。自分には使いにくいという場合はすぐに手放すようにしましょう。ジモティーに出せば、すぐ貰い手が見つかりますよ。

ストックが多い家は、お金が貯まらない

ストックが多い家は暮らしがスムーズではありません。すぐに使えるようにストックしているはずが、逆に快適な暮らしの妨げになっていることがほとんどです。スムーズに暮らせるストックの適正量は使っているものプラス1個です。日用品リストを作って買い物メモにするのがおすすめです。ストックを出すときに日用品リストに○をつけ、次の買い物で購入すればストックが切れて困ることはありません。

引っ越しの際は荷物を減らすためにストックを使い切るという考え方もあるかもしれませんが、正直おすすめしません。引っ越し先でのストック置き場も確保しなければいけませんし、引っ越し先での生活もスムーズに行うためには逆に全て揃っていた方がいいでしょう。

ストックを使うときにリストに○をつけて、次の買い物で補充。
シンプル収納は引っ越しも楽にする

わが家の引っ越しが楽だった秘訣は収納方法にもありました。衣類はタンスなどの重い収納ではなく、軽い引き出し収納だったため、そのまま運び出すことができました。ハンガーにかかっていたものも当日引っ越し業者が持ってきてくれたハンガーラックに移せばよかったので簡単でした。

事前に段ボールに詰める必要がなく、当日まで通常運転できることが楽に引っ越しができたポイントです。また、家具の下には結構ごみやホコリが溜まりますが、引き出し収納は軽いので、大掃除も楽にできます。私はよく部屋の模様替えをするのですが、一人で動かすこともできました。

軽量の衣装ケースならば、段ボールに詰め替えることなく、そのまま運び出せる。
子どもが小さいご家庭の最強アイテム

本棚は専用のものを持っていましたが、おもちゃや学用品などの収納にはカラーボックス(カラボ)を組み合わせて利用していました。引っ越し先でも収納場所が明確ですし、あまり場所を選ばず置くことができるため、大変重宝しています。バラバラに分解して組み合わせることもできるので、カラボは本当におすすめです。

特に子どもが小さく、今後部屋の使い方など生活スタイルが変わっていく世帯にはもってこいだと思います。我が家では以前おもちゃ入れとして利用していたカラボも今ではランドセル置きになって活躍しています。

おもちゃ箱からランドセル置き場まで。カラボは引っ越しも楽にする。
引っ越しが決まったらすぐにやっておくべきこと

引っ越しが決まったらすぐにやっておくべきことがあります。

壁にあけてしまった穴の修繕など、火災保険を利用できる場合があります。事前に修繕をしておかないと退去の際に請求されてしまうので、早めに対応しておきましょう。

退去の連絡も引っ越すことが決まったらすぐに行いましょう。引っ越し日が決まっていない旨を伝えておけば実際の退去日をずらすことはできますが、家賃が連絡日以降の日付で計算されるので、後回しにせず、まず連絡して相談するようにしましょう。

以前転勤に伴って引っ越しをする際に、引っ越し可能な日がわからないからと連絡を先延ばしにしてしまい、家賃を多く払わなければいけなくなった苦い経験があります。それ以来、引っ越しの可能性が出たらすぐに連絡をするようにしました。もし引っ越しがなくなった場合には連絡をすれば大丈夫という管理会社もありました。

また、インターネットや電気、ガス、水道などの連絡も早めに行わないと新居での使用が間に合わない場合があるので気をつけてください。

引っ越しの際の諸々の手続きは面倒ですが、インターネットや引っ越し業者などから入手できる手続きのチェックリスト通りに淡々と早急に行うことをおすすめします。

ネットや引っ越し業者などから入手できる引っ越し手続きのチェックリスト。

まとめ
普段の暮らしが整っていると引っ越しも楽にできます。また、いつでも引っ越しができるような状態だと普段の暮らしもとても快適です。我が家は家族が多く、決してものが少ないわけではないのですが、今必要なものに囲まれているので、いつでもどこでも快適に暮らすことができました。新居では使う場所に使うものを置けばいいだけなので、引っ越し後の生活もとてもスムーズに始めることができます。また、“やるべきことをすぐやる!”こともスムーズに引っ越しを行う秘訣です。引っ越しを控えている人もそうでない人も、暮らしを整えるところから始めてみてはいかがでしょうか。

橋本 絵美(はしもと・えみ)
はしもとFPコンサルティングオフィス 代表
6人の子どもを持つママFP&お片づけプランナー。福岡県出身。小さな頃から「大家族のママになりたい!」という夢を持ち、慶應義塾大学商学部卒業後、学生時代から交際していた夫と結婚。現在、中学2年生から3歳まで2男4女の子育て中。

元記事で読む
の記事をもっとみる