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告白によって気持ちが乱れて擦れ違う幼馴染たちの話に「登場人物みんな顔が良過ぎる」の声【BL漫画】

  • 2025.3.27
『幼馴染に避けられてるので強行突破してみた』より 画像提供/ぎょ~んさん

【漫画】擦れ違う2人の少年、それを見守る幼馴染がもたらした驚愕の真実に「オチが気になり過ぎ」の声

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、4月11日に書籍化する『高瀬くんの完璧恋愛計画?』(KADOKAWA刊)の1エピソードを紹介する。作者のぎょ~んさんが2月14日にX(旧Twitter)に「幼馴染に避けられてるので強行突破してみた」とコメントを添えて本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、ぎょ~んさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

思いが擦れ違う中、飛び出した衝撃の真実

『幼馴染に避けられてるので強行突破してみた』より 画像提供/ぎょ~んさん

以前告白を断った女子生徒から逃げて校舎を走り回っていた高瀬尚は、ある男子に空き教室へ引き込まれる。尚を引き込んで逃がしたのは幼馴染であり、こちらも尚に告白してきた一陽だった。「話をしてくれるまで離さない」と言う一陽に、尚は「俺は話したいことなんかない」と頑なな表情で断る。

そんな一陽に、幼馴染である自分を避ける理由を聞かれた尚。すると尚は「お前のせいだよ」と、一陽から告白された時をきっかけに「全部がめちゃくちゃになったんだよ」と言い募る。うつむいて自分が邪魔なのかと問う一陽に、そうだと答える尚。すると一陽は悲痛な表情で、「それなら、ちゃんと振ってくれたらよかったのに…っ」と涙をこぼして走り去るのだった。

涙を振り払って駆けていく一陽の姿を見たのは、彼らの幼馴染である亜朱加。尚が残った教室に入ると、亜朱加はいきなり尚の顔面に拳を叩き込んだ。「なに泣かせてんの」と尚の前髪を掴んで問い詰める亜朱加。尚が抵抗して「この暴力女!!」と叫ぶと、亜朱加は意外過ぎる事実を告げ…。

この擦れ違いを描いた漫画を読んだ人たちからは、「衝撃的すぎる事実」「情報過多でやばい」「オチが気になり過ぎ」「登場人物みんな顔が良過ぎる」など、多くのコメントが寄せられている。

美しい表情とその変化によって描かれる、真に迫る表現

『幼馴染に避けられてるので強行突破してみた』より 画像提供/ぎょ~んさん

――本作では、亜朱加がグーで尚を殴るシーンが非常に印象的でした。印象に残る場面を描くうえで大切にしていることはありますか?

一陽が涙を流すシーンや亜朱加が性別を明かすシーンのようなセリフと人物に注目してもらいたい場面では、背景やエフェクトなどを省いています。そういう場面ではいつもの何倍も時間をかけて人物を描いて、絵面が寂しくならないように頑張ってます…!

――一陽が泣きながら教室を後にするシーンでは胸が締め付けられました。感情を表現するシーンを描く際に意識していることをお教えください。

表情を一番大切していると思います。顔のバランスを意識しすぎると表情が固くなってしまうので、感情が顔に出るように気を付けながら…だけど美形に…とうんうん唸りながらいつも描いています。一陽は感情が揺らぐと手で何かをぎゅっと握る癖があったりするのですが、小さな仕草もさりげない感情表現になっていたら嬉しいです…!

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

今回は気に入っているシーンが多い回だったので選び難いのですが、亜朱加の性別が明かされるシーンは彼を作っているときからずっと描きたかったシーンなのでお気に入りです。読者さんの中にも亜朱加が男だと気が付いている方がちらほらといらっしゃったので、早く答え合わせをしたくてうずうずしていました…!

――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。

ストーリーの進行を一番に考えているとキャラがブレてしまうことがあるので、一旦冷静になって「このキャラならどう動くか」とキャラの立場になって言動を考えるようにしています。一方で、ドキッとしたりキュンとするシーンを考える時は空気や壁になった気持ちで見守っています…。

――今後の展望や目標をお教えください。

前回のインタビューでは完結を目標にしていると答えたのですが、それが無事叶っただけではなく書籍化という目標を大きく上回る形となり、今はもう幸せいっぱいで…目標と言うにはふんわりとしすぎているかもしれませんが、完結後のふたりのことも楽しく描いていけたらいいなぁと思っています!

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつも作品を見てくださりありがとうございます!作品への感想やあたたかいお言葉をいただいては「自分って幸せものだな~」と噛みしめる毎日です…!このお話は書籍で完結を迎える形となっておりますが、まだまだふたりの物語は続いていくと思いますので、今後とも尚と一陽たちをよろしくお願いいたします!!

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